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第54回東京大賞典(JpnI)
2008年12月29日(月)大井競馬場 2,000m

(出走表はこちらをご覧ください)

<参考レース>

帝王賞JpnI(08年6月25日|大井) 
 1着:フリオーソ
 2着:ボンネビルレコード
 最内枠からフリオーソがハナに立つと、競りかけてくる馬もなくマイペースの逃げでレースは進んだ。ボンネビルレコードはいつものとおり後方馬群。フリオーソは4コーナーから直線を向いても持ったまま。直線半ばで戸崎圭太騎手が後続の脚いろを確認し、追い出されると、3〜4コーナーから仕掛けて上がってきたボンネビルレコードを1馬身半差で振り切り、まさに完勝というレース内容だった。

JBCクラシックJpnI(08年11月3日|園田) 
 1着:ヴァーミリアン
 2着:サクセスブロッケン
 4着:フリオーソ
 6着:ボンネビルレコード
 サクセスブロッケンがスタートでバランスを崩すも最内枠から押してハナへ。外枠からフリオーソが2番手につけ、ヴァーミリアンも続いた。ボンネビルレコードは中団から。3〜4コーナーで前の3頭が一団となり、直線を向くとフリオーソが苦しくなって後退。サクセスブロッケンとヴァーミリアンの叩き合いは、ヴァーミリアンがクビだけ出てコースレコードでの勝利。フリオーソは離れて4着、ボンネビルレコードは6着だった。

■ ジャパンカップダートGI(08年12月7日|JRA阪神)
 1着:カネヒキリ
 3着:ヴァーミリアン
 5着:ブルーコンコルド
 7着:フリオーソ
 8着:サクセスブロッケン
 向正面でサクセスブロッケンが単独で先頭に立ち、フリオーソも2〜3番手の好位を追走していたが、ラチ沿い5番手を追走したカネヒキリが直線馬群をさばいて抜け出し勝利。メイショウトウコンが2着で、道中は中団うしろに控え、直線追い込んだヴァーミリアンはわずかに届かず3着。ブルーコンコルドも直線よく伸びて5着。そしてフリオーソは7着、サクセスブロッケンは8着と、先行勢には厳しい流れだった。



<注目馬解説>

ヴァーミリアン(JRA)
 07年1月の川崎記念JpnIから国内GI(JpnI)で連勝を続けていたが、7連勝がかかったジャパンカップダートGIでは追い込み届かず惜しくもアタマ+クビ差の3着だった。国内でのGI連勝記録は途切れたものの、05年の彩の国浦和記念GIIから、今年のJBCクラシックJpnIまで、地方競馬では8戦して負けなしと圧巻の成績。昨年の東京大賞典はフリオーソに4馬身差をつける完勝で、連覇がかかる。

ボンネビルレコード(JRA)
 昨年の帝王賞でJpnI初制覇を果たし、今年もかしわ記念JpnIでブルーコンコルドを1馬身差でしりぞけて勝利。連覇のかかった帝王賞では、フリオーソの1馬身半差2着と好走した。中央移籍後、南関東で的場文男騎手が騎乗したときは4戦2勝、2着2回とオール連対。JBCクラシックJpnI、ジャパンカップダートGIは内田博幸騎手で6、11着と見せ場を作れなかったが、的場文男騎手に戻る今回はあらためて期待がかかる。

フリオーソ(船橋)
 2歳時は全日本2歳優駿、3歳時はジャパンダートダービー、そして4歳の今年は帝王賞と、デビューから3年連続でのGI(JpnI)勝利は立派。これまで遠征競馬では結果を残せていないが、今年は園田のJBCクラシックJpnIで4着、ジャパンカップダートJpnIも着順こそ7着だが勝ち馬からは0秒7差とそれほど離されていなかった。ヴァーミリアンとは5度対戦して一度も先着していないが、大井の舞台で雪辱を果たしたいところ

サクセスブロッケン(JRA)
 デビューからダートで4連勝。初めての芝となった日本ダービーではしんがり負けを喫したが、ジャパンダートダービーJpnIでは、スマートファルコンに3馬身半差をつけて圧勝。4カ月の休み明けとなったJBCクラシックJpnIは、直線ヴァーミリアンとの叩き合いで、一旦は差し返す場面もあったがクビ差の2着。ジャパンカップダートGIは向正面から先頭に立つ積極的な競馬で8着に敗れたが、内田博幸騎手に乗替って巻き返しを狙う。

カネヒキリ(JRA)
 05年の3歳時に、ジャパンダートダービー、ダービーグランプリ、ジャパンカップダートとGIを3勝。翌年にはフェブラリーステークスGIも制した。屈腱炎による2度の手術を経て、2年以上の長期ブランクから今年復帰。ジャパンカップダートで見事に復活を果たした。今回の東京大賞典は、短期免許を取得したルメール騎手が、ジャパンカップダートに続いて手綱をとることになる。

ブルーコンコルド(JRA)
 今シーズンの勝ち星はマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIのみだが、その勝利は同レース3連覇の快挙。GI(JpnI)通算7勝は、ディープインパクトやテイエムオペラオーなどと並んで国内GI勝ちのタイ記録。2000メートルは適距離とはいえないが、一昨年のこのレースを制した舞台。前走ジャパンカップダートGIでは中団から差を詰めて勝ち馬から0秒4差の4着と差のない競馬をしているだに、展開次第でチャンスはありそう。

 

文・構成:斎藤修(サイツ)

※ 当コンテンツの内容は、編集時点(12月26日)での情報となっております。出走回避等によりレースに出走しない可能性もありますのでご了承ください。また、当コーナーの内容に関しまして、NARおよび競馬主催者が特定馬の推奨などを行うものではありません。

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