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第22回かしわ記念(JpnI) 参考レース&注目馬解説

2010年04月30日

第22回かしわ記念(JpnI)
2010年5月5日(祝・水)船橋競馬場 1,600m

<参考レース>

ジャパンカップダート(09年12月6日|JRA阪神)
 1着:エスポワールシチー
 4着:サクセスブロッケン
 5着:アドマイヤスバル
 9着:マコトスパルビエロ
 最内枠からエスポワールシチーがハナを奪い、スタート後は中団だったマコトスパルビエロが向正面で一気にエスポワールシチーの直後につけた。しかしエスポワールシチーの手ごたえは楽で、4コーナーで後続を振り切ると直線は後続を突き放すばかりで圧勝。3番手追走から直線単独2番手のサクセスブロッケンは、シルクメビウス、ゴールデンチケットに交わされ4着。中団を追走したアドマイヤスバルは5着。

東京大賞典(09年12月29日|大井) 
 1着:サクセスブロッケン
 4着:セレン
 7着:フリオーソ
 9着:ブルーラッド
 11着:トウホクビジン(補欠)
 12着:ケイエスショーキ(補欠)
 フリオーソがすんなりと先頭に立ち、サクセスブロッケンが直後2番手を追走。ペースが落ちた向正面ではゴールデンチケットが一気に先頭を奪い、サクセスブロッケンは6番手まで位置取りを下げた。直線を向くと好位につけていたヴァーミリアンが先頭に立ったが、外から伸びたサクセスブロッケンがハナ差とらえて勝利。4コーナー中団のセレンが直線で鋭く伸び、勝ち馬から0秒3差の4着。フリオーソは直線後退して7着だった。

フェブラリーステークス(10年2月21日|JRA東京)
 1着:エスポワールシチー
 3着:サクセスブロッケン
 4着:ケイアイテンジン
 断然人気のエスポワールシチーは、ハナを叩いたローレルゲレイロから2〜3馬身離れた2番手を追走。直線を向いて先頭に立つと、軽く追われただけで後続を突き放して圧勝。4番手集団を追走したサクセスブロッケンが直線で単独2番手に上がったが、勝ち馬との差は開く一方で、テスタマッタに交わされ3着。サクセスブロッケンと同じく4番手集団のケイアイテンジンはさらに離され4着。

マーチステークス(10年3月28日|JRA中山)
 1着:マコトスパルビエロ
 2着:ナニハトモアレ(補欠)
 スタートダッシュでやや遅れたマコトスパルビエロだが、押して縦長の5番手を追走。3コーナーから追い出されると、徐々に前との差を詰め、4コーナーでは3番手まで進出した。直線を向き、ゴール前100メートルあたりでバテた前の2頭を並ぶ間もなく交わして抜け出すと、先行勢はマコトスパルビエロ以外総崩れ。3〜4コーナーで直後に迫っていたナニハトモアレを2馬身半差で振り切っての勝利となった。

東京スプリント(10年4月7日|大井) 
 2着:フジノウェーブ
 4着:ポートジェネラル
 8着:ケイアイテンジン
 果敢にハナを奪ったポートジェネラルが直線を向いても単独先頭。ゴール前100メートルまで粘り、鞍上は違えども昨年のリプレイを見るかのような展開となったが、外からスーニが、ミリオンディスク、フジノウェーブを引き連れ3頭一団で追い込み、内で粘るポートジェネラルを交わし去った。スーニがそのまま粘って勝利。フジノウェーブはゴール前で迫ったが、クビ差届かず2着。ポートジェネラルは昨年同様4着だった。



<注目馬解説>

アドマイヤスバル(JRA)
 デビュー時からダートを中心に使われ、通算10勝目となった昨年の白山大賞典JpnIIIが6歳にしての重賞初制覇という遅咲き。それでも昨年5月以降、ダートのオープン・重賞で7戦して、連対を外したのはジャパンカップダートGIの5着だけという堅実な成績。前述のとおり白山大賞典で2100メートルを勝っている一方、名古屋1400メートルで行われた昨年のJBCスプリントJpnIではスーニの2着と、距離には融通がきくタイプ。

エスポワールシチー(JRA)
 3歳3月のデビューから7戦目までは芝を使われ1勝したが、ダートに転向してからは11戦9勝、2着1回と快進撃。昨年のマーチステークスGIIIで重賞初制覇、続くかしわ記念から目下GI・JpnIを4連勝中。目標としていたドバイワールドカップを見送り、今年は国内に専念。昨年のかしわ記念こそ2着カネヒキリに3/4馬身差の辛勝だったが、その後は一方的なレースばかり。ダート現役最強馬が再び船橋でどんなレースを見せてくれるか。

サクセスブロッケン(JRA)
 デビューからダートで4連勝のあと、日本ダービーに挑戦したが最下位に惨敗。続くジャパンダートダービーJpnIではスマートファルコンに3馬身半差をつける圧勝で重賞初制覇。以降はダートGI・JpnIを中心に使われ、7カ月ぶりの勝利となった昨年のフェブラリーステークスGIはコースレコード。そして昨年末の東京大賞典は、接戦の末ヴァーミリアンを下しての勝利。勝つときは強いが、負けるときはあっさりというタイプ。

マコトスパルビエロ(JRA)
 3歳夏の関越ステークスで古馬を相手にレコード勝ち。その後堅実なレースを続けながらも、重賞では勝ち星に恵まれず。重賞初制覇は5歳になった昨年7月の盛岡・マーキュリーカップJpnIIIで、重賞6連勝中だったスマートファルコンに4馬身差をつける圧勝。その後、日本テレビ盃JpnII、名古屋グランプリJpnIIと、昨年はダートグレードを3勝。前走マーチステークスGIIIで中央での重賞初勝利を果たした。

サンライズバッカス(大井)
 ダート4連勝で臨んだ05年のダービーグランプリGIは、カネヒキリに2馬身半差の2着。続く武蔵野ステークスGIIIで重賞初制覇を果たした。その後勝ち星から遠ざかり、重賞2勝目が07年のフェブラリーステークスGI。その後は帝王賞、JBCクラシック(大井)、ジャパンカップダートなどのGI・JpnIでも3着と好走したが、昨年9月のエルムステークスGIII(12着)を最後に大井に転厩。今回は地方馬として心機一転で臨む初戦となる。

セレン(船橋)
 07年2歳でのデビュー戦こそ7着に敗れたが、その後はすべて4着以内の堅実な成績で徐々にクラスを上げてきた。重賞初挑戦となった昨年10月の東京記念はルースリンドの2着。その後、京成盃グランドマイラーズ、勝島王冠と連勝。東京大賞典JpnIでは、直線鋭い末脚を発揮し、勝ったサクセスブロッケンからコンマ3秒差の4着と健闘。前走ダイオライト記念JpnIIは4着だったが、南関東代表としてダートグレード初制覇の期待がかかる。

フジノウェーブ(大井)
 笠松から05年3歳秋に大井に転厩。4〜5歳にかけて、東京シティ盃、マイルグランプリまで10連勝。その年の秋には、休み明けのJBCスプリントJpnIを勝ち、地方馬として初めてJBCのタイトルを獲得する快挙を達成。08年の6歳時には、やはり休み明けとなった東京盃JpnIIも制した。前々走東京スプリング盃は別定59キロで圧勝。前走東京スプリントJpnIIIでもスーニにクビ差まで迫る2着。今年8歳でも衰えはない。

フリオーソ(船橋)
 全日本2歳優駿GI、ジャパンダートダービーJpnIを制し、常に世代のトップに君臨。4歳時には帝王賞JpnIも制した。昨年は川崎記念JpnI、帝王賞JpnIで2着と好走したものの、勝ち星はダイオライト記念JpnIIのみ。4年連続のGI・JpnI制覇はならなかった。しかしレコード決着となった年明けの川崎記念JpnIではヴァーミリアンにクビ差2着。1番人気で臨んだ前走ダイオライト記念JpnIIは5着に敗れたが、地元船橋で復活に賭ける。

ブルーラッド(川崎)
 北海道3戦1勝で川崎に移籍し、重賞初挑戦となった東京湾カップを勝利。期待された東京ダービー、黒潮盃はともに着外に敗れたが、秋は戸塚記念から、古馬初挑戦の埼玉栄冠賞、ダートグレード初挑戦の浦和記念JpnIIと重賞3連勝。今年初戦となった前走ゆりかもめオープンは7着だったが、南関東での良績は大井以外の左回りに集中しているだけに、東京湾カップ以来となる船橋コースでどんなレースを見せてくれるか。

文・構成:斎藤修(サイツ)



※ 当コンテンツの内容は、編集時点(4月30日)での情報となっております。出走回避等によりレースに出走しない可能性もありますのでご了承ください。また、当コーナーの内容に関しまして、NARおよび競馬主催者が特定馬の推奨などを行うものではありません。

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