12月3日（土）、4日（日）の2日間にわたりJRA阪神競馬場で行われた『第19回ワールドスーパージョッキーズシリーズ（以下、WSJS）』で、地方競馬代表として初出場した岩田康誠騎手（兵庫・清水正人厩舎）が、見事総合優勝を果たした。
　地方競馬所属騎手の優勝は、『第15回WSJS』（2001年）の鮫島克也騎手（佐賀）以来4年ぶり4人目の快挙。

　岩田騎手は、今年10月18日に園田競馬場で行われた『WSJS地方競馬代表騎手選定競走』で地方競馬代表騎手の権利を獲得し、JRA阪神競馬場での日本と世界の名手が激突する大舞台に出場。
　計4レースの総合得点で争われるWSJSで、岩田騎手は第3戦の「ゴールデンサドルトロフィー」を終了した時点で第8位だった。
　しかし、最終戦の「ゴールデンブーツトロフィー」をオースミグラスワンで快勝し、最後の最後で逆転。第2位の横山典弘騎手（中央競馬）とは1点差、第3位のM・キネーン騎手（アイルランド）とも2点差という大接戦を制し、計41点の得点を獲得して総合優勝を果たした。

※第19回WSJSのポイント順位表（最終結果）については、JRAの下記ホームページをご覧ください。
（http://www.jra.go.jp/info/0512/20051204-wsjs_point.html）