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2006/1/18
2005年JPNサラブレッド・ランキング発表

 国内競走馬の公式格付けである2005年JPNサラブレッド・ランキングが18日、発表されました。

 全体のトップに立ったのは、無敗の3冠馬に輝いた3歳馬ディープインパクト。上半期のレーティングはダービー制覇時の120ポンドでしたが、国際会議で124ポンドに上方修正。これは米2冠馬アフリートアレックスに並ぶもので、世界の3歳馬の中でも4位タイの高評価となります。なお、同じ3歳・芝では日米オークス連覇のシーザリオが120ポンドとなり、牝馬のトップとなりました。こちらも米オークスのレーティングが116ポンドから上方修正されたもので、これは97年にレーティングが現在の方式となって以来、牝馬としての最高値(従来は97年エアグルーヴの119)となります。

 4歳以上・芝では、ジャパンCでハナ差2着と惜敗後、有馬記念でディープインパクトを下したハーツクライが122ポンドで国内トップ。国内2位には昨年トップのゼンノロブロイが120ポンドで続きました。上半期トップだったアサクサデンエンは、1ポンド減の118ポンドとなり、この部門の6位タイ。04年に3歳・芝でトップタイだったコスモバルクは、有馬記念で強豪に混じって4着と健闘。前年と同じ117ポンドで同9位タイとなり、地方馬としてはこの部門で唯一のランクインとなりました。牝馬では宝塚記念の勝ち馬スイープトウショウが上半期から3ポンド上方修正され、117ポンドでトップとなりました。

 3歳・ダートはGI3勝、ジャパンCダートでは古馬相手にレコード勝ちを収めたカネヒキリが115ポンドでトップとなり、ダート全体のトップ。上半期2位だった船橋のシーチャリオットは、108ポンドのままで3位となりました。

 4歳以上・ダートは6頭が114ポンドの大混戦。フェブラリーSをレコード勝ちのメイショウボーラーは上半期から1ポンド減となり、他にJBCクラシックなどGT3勝のタイムパラドックス、JBCスプリント圧勝のブルーコンコルド、史上初の東京大賞典連覇を達成した船橋アジュディミツオー、4年連続GT勝ちのユートピア、GI2着5回のシーキングザダイヤが並んでいます。

 一方、2歳は朝日杯フューチュリティSの勝ち馬フサイチリシャールが112ポンド、阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬テイエムプリキュアが107ポンドでそれぞれトップ。ダートでは、全日本2歳優駿を勝った牝馬グレイスティアラ、同2着アテスト、JRAの平場戦を大差勝ちしたフラムドパシオンが103ポンドでトップタイとなりました。

 このランキングについては2月1日発売予定の季刊ハロン冬号でも紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

★JPNサラブレッド・ランキングとは…
 JPNサラブレッド・ランキングは、各馬が発揮した能力を数字(レーティング)に置きかえ、これをランキング化したものです。世界的にはワールド・サラブレッド・レースホース・ランキングとして発表されており、JPNサラブレッド・ランキングはその日本版となります。JRAハンデキャッパー・NARレーティング担当者の共同作業で作成した各競走のレースレーティングを基礎として、さらに海外での成績や各馬の1年間を通じたレースぶり等を検証し作成されます。なお、115ポンド以上の馬が国際ハンデキャッパー会議の協議を経てワールドランキングとして、また100ポンド以上の馬がJPNランキングとしてほぼ同時に発表されています。

★JPNサラブレッド・ランキング (定義)

(1) 対象馬
 1) 日本馬… 日本および海外の競走に出走して、100ポンド以上の評価を得た馬。
 2) 外国馬… 日本の競走に出走して、100ポンド以上でかつその馬のベストの評価を得た馬。

(2) 対象レース
 1) 中央競馬… すべての平地重賞競走およびオープン特別競走およびその他一部の競走
 2) 地方競馬… 出走資格に上限のないすべてのサラ系重賞競走および一部の主要競走

(3) 区分  2歳・3歳(芝・ダート)・4歳以上(芝・ダート)

(4) 距離区分
  (=Sprint) …1,000m〜1,400m未満
  (=Mile) …1,400m〜1,900m未満
  (=Intermediate) …1,900m〜2,200m未満
  (=Long) …2,200m〜2,800m未満
  (=Extended) …2,800m〜

(5) 評価単位  ポンド/キログラム併記(1ポンド≒0.453kg)

(6) 備考
 1) ランキング表の競走馬の所属は、2005年12月31日現在のものです。
 2) 牝馬の数値を牡馬と比較する際には、2歳は2ポンド、3歳以上は4ポンドを加えてください。
これは、負担重量(牝馬減量)の関係からです。