2006年の地方競馬で活躍した馬及び厩舎関係者を表彰する「ＮＡＲグランプリ2006」が、2月8日（木）午後5時30分から、東京・目黒の目黒雅叙園『舞扇』において、抽選で選ばれたファン50名を含む、関係者約300人の出席のもと行われた。

　表彰者部門では、年間勝利数記録を大幅に更新する524勝を挙げ、他の追随を許さぬ成績で3年連続の最優秀騎手賞に輝いた内田博幸騎手（大井）をはじめ、アジュディミツオー（年度代表馬／サラブレッド4歳以上最優秀馬）やフリオーソ（サラブレッド2歳最優秀馬）などを手掛けた川島正行調教師（船橋）が5年連続で最優秀調教師賞を受賞。
　また、激戦区の東海地区で勝ち星を重ね、女性騎手としては初となるＧI（ＪＢＣマイル）騎乗も果たした山本茜騎手（愛知）が優秀新人騎手賞と優秀女性騎手賞をダブル受賞するなど、06年の地方競馬を象徴する豪華な顔ぶれが会場を賑わした。

　表彰馬部門では、帝王賞・川崎記念・かしわ記念と3つのＧIタイトルを勝ち取ったアジュディミツオー（船橋）が2年連続で年度代表馬に選ばれたほか、シンガポール航空国際カップで地方所属馬として初の海外ＧI制覇を成し遂げたコスモバルク（北海道）が最優秀ターフ馬に輝きＮＡＲ会長賞も併せて授与されるなど、各馬の関係者に賞状・記念品が贈られた。
　また、ＪＲＡからは特別表彰馬・ダート競走格付け委員会の最優秀馬を獲得したブルーコンコルドの関係者も出席し、表彰された。

　会場全体が祝福ムードに包まれるなか、受賞者たちは今年の更なる躍進を誓い合い、祝賀会は最高潮のまま閉会した。

　なお、今回の受賞者・受賞馬の詳細についてはこちらをご覧ください。

各受賞者と招待ファンの記念撮影		年度代表馬アジュディミツオーの関係者