明けましておめでとうございます。年頭にあたりまして、日頃からのご支援に対する感謝を申し上げるとともに、ひとことご挨拶させていただきます。

　地方競馬の昨年を振り返りますと、皆さまのご支援により何とか前年並みの開催成績を維持することができました。しかしながら、昨今の円高や株価の値下がり等日本経済自体の先行きが不透明な中で、予断を許さない状況であることに変わりありません。

　このような状況下で迎える平成21年は、私ども地方競馬全国協会にとっては、新しい組織となって2年目という、ある意味では評価が定まる年でもあります。このまさに正念場とも言える年、あらためて思いますことは、ファンの皆さまに支えられている競馬という原点を再認識し、「お客様の目線」で競馬の魅力を創出していくことが必要であるということです。

　昨年、園田競馬場で実施いたしましたＪＢＣ競走には、多くのファンの方々のご参加をいただきました。このことは、良いレースをすれば、皆さまに楽しんでいただけるということで、大変心強く感じるとともに、私どもの進むべき方向を再確認した次第です。

　本年も、感動、興奮、躍動、美しさ、様々な要素を含んだ競馬の「楽しさ」を求めていきたいと考えておりますので、ファンの皆さまにはご支援、ご声援をいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。