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2009/09/24
アジュディミツオー(船橋)の引退が発表

 NARグランプリで2年連続(2005、2006)年度代表馬に輝くなど、地方競馬の一時代を築いた名馬アジュディミツオー(船橋:川島正行厩舎、牡8歳)の引退が24日、同馬の所属する千葉県競馬組合より発表された。

 アジュディミツオーは03年9月に船橋競馬場でデビュー勝ちを決めると、無傷の4連勝で翌年の東京ダービーを制覇し、暮れの東京大賞典(GI)を3歳馬ながら完勝。05年には地方所属馬として初の海外遠征に挑み(ドバイワールドカップGI、6着)、史上初となる東京大賞典(GI)連覇の快挙も達成。その後、06年の川崎記念(GI)、かしわ記念(GI)、帝王賞(GI)とビッグレースを総なめにする活躍で、多くのファンを沸かせた。生涯成績は27戦10勝(うち重賞8勝)、獲得賞金は596,403,000円(中央・海外含む)。

〔受賞歴〕
 NARグランプリ2004 サラブレッド3歳最優秀馬
 NARグランプリ2005 サラブレッド4歳以上最優秀馬・年度代表馬
 NARグランプリ2006 サラブレッド4歳以上最優秀馬・年度代表馬

 なお、同馬の引退式は11月18日(水)に行われる予定となっている。

船橋ケイバ公式サイト

史上初の連覇を成し遂げ内田騎手も渾身のガッツポーズ(2005年東京大賞典)


カネヒキリとのマッチレースは後世に語り継がれる名レース(2006年帝王賞)