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2023/05/10

【教養センター便り】105期 中間査閲

4月14日(金)に私たち105期の中間査閲がありました。
両親、所属調教師の方々、入所したての106期の前での騎乗でした。人前での初めての競走騎乗だったのでみんな緊張していました。
 

それでは一人ずつコメントを紹介します。

第1レース
1枠 望月 洵輝 イダテンノウタ号
ゲートでハミが当たってしまい、出遅れてしまいました。その後はすぐに併走の形を作ってコーナーはややペースを落とし、直線ではダイナミックに追うことが出来ました。手綱が詰まりきっていないのでしっかりと詰められるようにしたいです

2枠 新庄 海誠 センスオブユニティ号
今回の中間査閲では初めて沢山の方々の前での発走から追い込みでした。発走では馬の邪魔をせずついて行くことができ、その後もうまく併走の形を作ることが出来ました。直線では少し外に膨れてしまい、詰め替えにも甘さが出てしまったので次に向けてしっかりと訓練に取り組んでいきたいと思います。
 

第2レース
1枠 土方 颯太 ハッピールーラ号
今回は初めて人前で見てもらう騎乗となりましたが、自分ができる最大限を発揮できるように心掛けました。ゲートでは少し出遅れてしまいましたが、早めに前についてコーナーでは併走の形を作ることが出来ました。これから訓練で難しいことが増えますが、日々成長出来るように頑張りたいです。

2枠 佐野 遥久 キタノナデシコ号
今回の中間査閲ではいつもに比べて併走を上手く作れたのですが、まだしっかりとした併走にはなってないし、追い込みの姿勢やペースコントロールなどまだまだ課題はたくさんあるので、次の競走実習までに出来るだけ修正できるように今回の訓練を振り返って直していきたいです。
 

第3レース
1枠 坂井 瑛音 トモジャハリーフ号
ゲート内で馬がはねた際に、僕の対応が遅れてジャンプ発走になり、落馬しそうになってしまいました。今回は、1枠で他の馬を巻き込むことはありませんでしたが、外枠だったら内に行ってしまい大事故になるところだったので気を付けたいです。親に久しぶりに会えたことでリラックスできたけれど、そこで気を緩めることなく、引き締めてこれからの訓練に取り組みたいです。

2枠 角田 有輝 ランスオブソウル号
初めて親の前での発走から追い込みでした。内の馬がゲートで遅れてしまった時に冷静に待っていましたが、少し外に膨れてしまい併走の形を作れなかったです。追いこみ操作も自分の思うように出来ず、姿勢も高くなってしまいました。次の大きな訓練に向けて日々頑張ります。
 

第4レース
1枠 加藤 雄真 ムサシキングオー号
今回は自分の課題である追い込み操作を意識して乗りました。ゲートは遅れる事なく、真っすぐ出すことができ、道中馬を我慢させることも出来るようになりました。追い込み時もしっかり沈んで追えましたが、自分の進路から一馬幅ほどズレてしまったので今後は自分の進路を確実に走行できるようにしたいです。

2枠 藤田 凌駕 サトノエンデバー号
今回の2騎併走では、ゲートの中での準備が悪く出遅れてしまいました。そのあとすぐに追いつくことができ、何とか併走の形を作る事が出来ました。直線では真っすぐ走らせることを心掛け、もっと馬のリズムに合わせて追いこみ操作を出来るようにしたいです。
 

第5レース
1枠 千野 稜真 トーホウビースト号
中間査閲では、半年ぶりに両親に会う事ができ、より一層頑張ろうという気持ちが強くなりました。今回は道中での姿勢でお尻が下がり気味になってしまったり、手綱の保持が甘くなってしまったり沢山課題を見つけることが出来ました。これからはもうすぐ始まる競馬場実習に向けてもっと技術を高めていけるように今できることをやっていきたいと思います。

2枠 高橋 愛叶 ヴェリタスフェスタ号
中間査閲で久しぶりに親に会って良いところを見せられるように頑張りました。スタートでは馬の口に頼って出てしまいました。道中の馬幅感覚が空いてしまったので次はもっと詰められるようにしたいです。直線では、手綱の詰め替えをスムーズに出来ました。今よりもっと姿勢を低くして追えるように次までに訓練したいです。
 

第6レース
1枠 明星 晴大 テンカイチ号
今回の中間査閲では前回よりも成長した姿を両親に見せることが出来て良かったです。それでも、自分としてはまた多くの課題が見つかりました。この課題を次に克服できるように日々頑張って行きたいです。

2枠 城野 慈尚 テイクザクラウン号
前を見て、心に余裕をもって走行することが出来ました。手綱の保持、詰め替え、直線走路での下半身の安定性が今後の課題だと思いました。次の訓練に向けて木馬でのトレーニングを頑張りたいです。
 

第7レース
1枠 山本 大翔 ミリオンウェイズ号
家族や調教師の先生に見ていただいている中で緊張しましたが、落ち着いて出来ました。コーナーでしっかりと内ラチ走行をして膨らまないように意識することが出来ました。姿勢が高くなっているのでもっと沈んで追えるように練習したいです。下半身を安定させるためのトレーニングもしていきたいです。

2枠 高橋 優 ハイワールド号
緊張しましたが今まで練習してきたことをしっかりと出すことが出来ました。今までの併走では内の馬から半馬身ほど遅れてしまう事があったのですが、今回は肩口に頭が来るようにして乗れました。追い込みではムチの打ち方や腕の伸ばし方にまだ課題があるので、木馬や今後の訓練で改善し、競走実習に生かしていけるように頑張ります。
 

 
担当は105期 加藤、山本でした。

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