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2023/07/26

【教養センター便り】105期 招待騎手競走&座談会

 私たち105期は、7月7日に本橋孝太騎手をお招きし、招待騎手競走を行いました。

<本橋孝太騎手プロフィール>
所属:船橋競馬場 矢野 義幸きゅう舎
生年月日:1988年11月29日(第83期騎手課程修了)
服色:胴黒・黄のこぎり歯形、袖黒・黄一本輪
初騎乗:2006年5月1日 船橋10R ギブリー号
初勝利:2006年5月1日 船橋11R ネイティブハンター号

騎乗成績
生涯通算:11,195戦 1,182勝
重賞勝鞍数:37回(主な戦績は以下に記載)
・2008年12月30日 第2回東京シンデレラマイル(ミスジョーカー号)初重賞制覇
・2012年6月6日 第58回東京ダービー(プレティオラス号)
・2013年9月12日 第24回オーバルスプリント(セイントメモリー号)
・2018年5月9日 第63回羽田盃(ヤマノファイト号)
・2021年12月31日 第45回東京2歳優駿牝馬(スピーディキック号)
・2022年5月25日 第67回大井記念(ランリョウオー号)
・2022年6月8日 第68回東京ダービー(カイル号)
・2022年9月7日 第59回東京記念(ランリョウオー号)
・2022年9月28日 第69回日本テレビ盃(フィールドセンス号)
・2022年12月31日 第46回東京2歳優駿牝馬(メイドイットマム号)
・2023年3月22日 第69回桜花賞(メイドイットマム号)

※7月10日終了時点

 

<第一レース>
1枠1番 千野 稜真   パーセプトロン号
2枠2番 土方 颯太   ランスオブソウル号
3枠3番 山本 大翔   シナノアサヤケ号
4枠4番 望月 洵輝   キタノスウォード号
5枠5番 本橋 孝太騎手 ベストゴッホ号

1枠1番 千野 稜真
 今回は、本橋騎手と一緒にレースをすることができました。ゲートで遅れてしまい後方からのスタートとなりました。向正面までは先頭について行くことが出来ましたが、3コーナーあたりで徐々に離されてしまいました。もっと馬が走りやすいところで乗っていけるようにしたいと思います。今回のレースで課題をたくさん見つけることができ、プロの動きも間近で見ることが出来たため、これからの技術向上につなげていきたいと思います。

2枠2番 土方 颯太
 今回の競走実習は本橋騎手と一緒にレースを行いました。重心の位置やバランス、姿勢がとても綺麗で凄いと思いました。今回本橋騎手に教えていただいたことを自分のものに出来るように競馬場での実習期間も頑張りたいと思いました。

3枠3番 山本 大翔
 今回本橋騎手と一緒にレースをして、騎乗姿勢やペース、位置取りなどが勉強になりました。直線での追い込み姿勢がまだ高く、重心が安定していないため、走行位置やペースをもっと意識して良い競馬を出来るようにしていきたいです。今回の競走実習での経験を今後の訓練や競馬場実習で生かしたいです。

4枠4番 望月 洵輝
 スタートを決めてハナを切ることが出来ました。道中は本橋騎手を視野に入れながらレース全体を見ることが出来ました。追い出して姿勢を低くした際、手綱が長くなりすぐに詰め替えることができずハミが抜けてしまったため、手綱が伸びたことにすぐ気が付けるようにしたいです。

<第二レース>
1枠1番 加藤 雄真   レヴェイユ号
2枠2番 高橋 優    カツゲキニンニン号
3枠3番 本橋 孝太騎手 グラングリシーヌ号
4枠4番 明星 晴大   ハッピールーラ号
5枠5番 佐野 遥久   ストライクイーグル号

1枠1番 加藤 雄真 
 今回は初めからハナに立つつもりでレースに臨みました。スタートをしっかり決めてハナに立つことができ、徐々にペースを落とすこともできました。しかし、馬が外に張って内ラチから離れていくところがあったため、追い込み操作の馬への伝え方と外に張る馬の対処の仕方を改善していきたいです。今回、プロの騎手と一緒にレースをしたり、アドバイスをいただいたり、とても良い経験になったので競馬場実習や今後の訓練に生かしていきたいです。

2枠2番 高橋 優 
 本橋騎手の騎乗を間近で見て、乗っているときの余裕が違っていたため、自分も同じくらい余裕を持って乗れるように、1つ1つの技術をもっと磨いていこうと思いました。また、馬を前に出そうとすると下半身が不安定になったり上半身がメインになってしまったりしたので、木馬に乗って馬の動きに合わせることと下半身を強化することで、馬を下半身でコントロールをできるようにしたいです。

4枠4番 明星 晴大 
 今回は本橋騎手と一緒にレースを行いました。スタートでよれてしまい、本橋騎手に迷惑をかけてしまいました。追い込み操作では鞭を打つ時の姿勢が高くなってしまったり、気持ちばかり焦って馬の動きに合っていなかったり、練習不足を痛感したので木馬でもっと練習していきたいです。
5枠5番 佐野 遥久 
 今回の競走実習では本橋騎手が3枠に入ってレースを行いました。僕は今回も大外枠でのレースだったのですが、今までで一番良いレースが出来ました。しかし、馬に頼りすぎてしまっていたり、追い込み操作などで甘いところがあったりしたので、競馬場実習では下半身の強化を頑張っていきたいです。

<第三レース>
1枠1番 本橋 孝太騎手 トーホウビースト号
2枠2番 城野 慈尚   プリティーワック号
3枠3番 塩津 璃菜   ゴールデンイーグル号
4枠4番 坂井 瑛音   サインコサイン号

2枠2番 城野 慈尚 
 本橋騎手の隣につけてレースをすることが出来ました。プロの騎手の視野の広さ、判断力の凄さを感じることが出来ました。馬上での無駄な動きが多すぎたり、真っすぐ乗ることが出来なかったりしたので、今回学んだことや反省点を活かして競馬場実習で成長できるよう頑張りたいです。

3枠3番 塩津 璃菜  
 スタートして1コーナーに差し掛かった際、前を走る人のペースが遅くなったことに対応できず事故になりかけてしまい、その後も後方を確認しないまま外側へ行ってしまい迷惑をかけてしまいました。もう少し考えながら走行できるように頑張りたいです。

4枠4番 坂井 瑛音
 1コーナー入口で中途半端な判断をしてしまい、危険な場面を作ってしまったことが反省点です。ハナに立ってからは、良いペースで逃げることができ、馬が頑張ってくれて勝つことができたので良かったです。まだまだ多くの課題は残りますが、競馬場実習でより多くの事を身に付けて改善できるように頑張ります。

 午後は105期も交えて本橋騎手にVTR解説をしていただきました。また、座談会では色々なお話を聞かせていただき、候補生の質問にも答えていただきました。今回学んだ事を活かし競馬場実習や訓練に励み成長していけるよう頑張ります。

 今回の担当は山本、城野でした。
 

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