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2023/11/30

【教養センター便り】106期 第1回馬なり

私たち106期は、11月15日に第1回馬なりを行いました。(※馬なりとは、追い込み操作はせずに、馬の走る気に任せることですが、今回の訓練の目的は、その時の馬の動きをしっかり感じ取ることです。)
それでは、馬なりの様子とそれぞれのコメントを紹介します。

杉山 海波 / スカーレットデビル号

今回の馬なりでは、初めて体感するスピードのなか騎乗しました。約1分という時間の中で、やらなければいけない事がたくさんあると分かりました。また、短い時間の中で確実に行うために、課題や注意点を理解し的確に行うことの大切さがわかりました。この経験を活かし、次回の訓練でも頑張ります。

椿 聡太 / ゴールデンイーグル号

初めての馬なりで、早いスピードでの馬の動きを感じながら乗ることができました。直線で膨れてしまったことや、安定した姿勢を保つことができなかった事など、課題が沢山見つかったので、日頃の訓練から意識して乗っていきたいです。

中山 遥人 / ドリームエルダー号

今回の馬なりでは、馬の速度に怯まず騎乗することができました。しかし、低く競走姿勢をとったつもりでもビデオで見ると姿勢が高かったり、内ラチに沿った走行が出来ていなかったりしていました。自分が思っている走行とビデオで見る走行がだいぶ違ったので、理想の走行ができるように毎日の訓練を頑張っていきます。

小笠原 羚 / テンカイチ号

馬の全速力を初めて体感しましたが、スピードに怯まずに乗っていくことができました。ペースや走る位置のコントロール、人の姿勢など色々な課題が見えました。まずは、馬上で安定して乗れるようにしていき、日々成長していけるよう頑張っていきます。

望月 凌 / テイクザクラウン号

今回の馬なりで、馬の全力のスピードを体感することができました。低い姿勢で安定させられたことは良かったです。しかし、馬をコントロールすること、自分が走らせたい場所を走らせることなど課題が見つかったので、次の追い込み操作までに出来るよう、毎日の訓練に取り組みたいです。

小野 俊斗 / ヴェリタスフェスタ号

今回の馬なりでは、速度に怯まず、馬が全力で走るスピードを感じ取ることができました。しかし、徐々にスピードを上げていくのではなく、最初の方に一気にスピードを上げられたしまったため最後の直線では馬がバテてしまい、思い通りの走行をすることができませんでした。これからの訓練では馬とのコンタクトをしっかりとれるように頑張っていきます。

小谷 哲平 / ハッピールーラ号

今回は馬が全力で走るスピードを初めて体感することができました。馬がハミをとっていく感覚や沈み込む瞬間を感じることができ、頭頸の動きにもついていくことができました。次の追い込み操作ではしっかりと鐙を踏み、手綱のつめかえをスムーズにできるよう練習し、自分のイメージに近い姿勢がとれるよう下半身のトレーニングや訓練を頑張っていきます。

米玉利 燕三 / トーホウビースト号

今回初めて馬なりをして、馬の全力疾走についていく事に必死になってしまいました。今後の追い込み操作などでは、今回見つかった課題である馬を真っ直ぐ走らせること、コーナーに合わせて手前を変えることなど、ただついて行くだけではなく他の事も意識し余裕をもって乗っていきたいです。

松永 昂樹 / ムサシキングオー号

駈歩発進に移行するまでの間の速歩から上手くコントロールすることが出来ませんでした。また、ハロンごとに設定されたタイムよりも早くなってしまい、思った騎乗が出来ませんでした。手綱が長かったり、競走姿勢が上手くとれなかったりなど、自分の不足している部分が出ていたので、次の追い込み操作までに直すようにしたいです。

長谷川 蓮 / ミリオンウェイズ号

今回の馬なりでは、課題に沿って丁寧に乗ることが出来たと思います。内ラチとの間隔もしっかり1馬幅をキープし、ペースも徐々に上げていく事が出来ました。姿勢についても、普段の訓練から意識している肘と膝の関係をしっかり作れたと思います。しかし、まだ手綱が長く、姿勢が縮こまった感じに見えてしまっていました。手綱をもう少しつめ、拳を前で使えるようにこれからトレーニングしていきます。

林 悠翔 / ストライクイーグル号

スピードに怯むことなく馬の全速力時の体の使い方を感じ取りながら乗ることができました。良かったことは、理想に近い姿勢をとれたこと、脚がぶれずに安定していたことです。しかし、課題も沢山見つかったので改善に努めていきます。

担当は106期 椿、長谷川でした。
 

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