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地方競馬教養センター 騎手候補生募集のご案内

地方競馬教養センター(以下「センター」という。)では、競馬界が求める高度な騎乗技術と知識を有する騎手を養成するため、2年間の騎手養成課程を実施します。
今回は、第107期騎手候補生(4月入所)を以下のとおり募集します。


 

1.試験区分

一般試験

2.募集人員

15名程度

3.応募資格

(1)年齢

令和6年3月中学卒業見込みから令和6年4月1日現在20歳以下の者
〔平成15年(2003年)4月2日から平成21年(2009年)4月1日までの間に生まれた者〕であること。

(2)身体

①体重

下表の年齢区分毎に定められた体重以下の者

年齢区分 体重
平成20年(2008年)10月1日~平成21年(2009年)4月1日までの間に生まれた者 45.0㎏
平成20年(2008年)4月2日~平成20年(2008年)9月30日までの間に生まれた者 45.5㎏
平成19年(2007年)10月1日~平成20年(2008年)4月1日までの間に生まれた者 46.0㎏
平成19年(2007年)4月2日~平成19年(2007年)9月30日までの間に生まれた者 46.5㎏
平成15年(2003年)4月2日~平成19年(2007年)4月1日までの間に生まれた者 47.0㎏

 

②視力

左右いずれか一眼が0.5以下でない者
(矯正可。ただし、矯正器具はソフトコンタクトレンズに限る。)

③色別力・聴力・健康状態

騎手としての業務を行うのに支障がない者

(3)その他

①乗馬経験

有無を問いません。乗馬経験有無にかかわらず、センターに入所後、騎乗技術について基本から徹底指導します。

②以下のいずれにも該当しないこと。

ア 精神の機能の障害により馬の騎乗を適正に行うに当たって必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができない者並びに破産者で復権を得ない者
イ 禁錮以上の刑に処せられた者
ウ 競馬法、日本中央競馬会法、自転車競技法、小型自動車競走法又はモーターボート競走法の規定に違反して罰金の刑に処せられた者
(注)応募資格を満たしていない者については、申請受付後、受験できない旨を連絡します。

4.応募手続

受付期間内に以下の書類をセンターに直接郵送するか、駐在員を経由して同センターに提出してください。

  • 受験申請書
  • 履歴書
  • 住民票記載事項証明書(世帯全員のもの。提出日前3か月以内に作成されたもの。)
  • 念書
  • 親権者又は後見人の同意書
  • 最終学校の学業成績証明書(封印したものに限る。ただし、過去に受験したことのある者で、最終学校卒業後に作成された学業成績証明書を提出した者については、必要ありません。)
  • 健康診断書(提出日前3か月以内に作成されたもの。)
  • 写真2枚(提出日前3か月以内に撮影したもので、縦正面上半身無帽、縦30mm×横24mmの大きさとする。裏面に氏名を記載すること。)
  • 郵便切手84円分(受験票送付用)
①から⑦までの書類は、当協会の所定の用紙を使用してください。
書類の請求
こちらからダウンロード(PDF)して印刷してください。

イ 最寄りの競馬場の駐在員(別記)に請求してください。

ウ メールでの請求

件名に「騎手課程 受験申請書請求」と明記の上、下記アドレスまで請求してください。
jockey@nar.keiba.go.jp

エ 郵送での請求

住所・氏名・電話番号及び「騎手課程 受験申請書請求」と明記し、140円分の切手を同封の上、地方競馬教養センターに請求してください。

(注1)申請時に厩務員認定を受けている者は、③及び④の書類の提出は必要ありません。
(注2)提出された書類等の返還はいたしません。なお、 提出された個人情報については適切に管理し、他の目的での使用は一切いたしません。

5.応募の受付期間

令和5年9月26日(火)から11月16日(木)まで

6.試験期日と場所

第1回 令和6年1月10日(水)~12日(金)

第2回 令和6年1月17日(水)~19日(金)

上記の各期日に受験者を振り分けて2泊3日の合宿形式で行います。

(注1)上記の期日については、都合により変更することがあります。

(注2)各受験者の試験日はセンターで指定します。ただし、受験者数によっては第1回の試験日のみで対応することがあります。

(注3)受験時の宿泊所及び食事は、センターで用意します。

7.試験科目

【一般試験】

(1)身体

体重の測定並びに視力、色別力、聴力及び健康状態の検査
(注)当日の体重が応募資格体重を超えた者は、その時点で不合格となります。

(2)運動機能

以下の12種目による運動能力の検査
〔平衡性〕閉眼片足立ち
〔敏捷性〕サイドステップ、シャトルラン、ジャンプステップテスト
〔瞬発力〕垂直跳び
〔筋持久力〕上体起こし、懸垂
〔心肺持久力〕持久走(1,500m)
〔筋力〕握力、背筋力
〔柔軟性〕上体そらし、長座体前屈

(3)人物

面接等による騎手候補生としての適性審査

(4)その他

合否判定とは別に、入所後における学科履修の参考とするため、一般教養(国語・数学・社会)についての学力測定を行います。

8.受験時の注意

(1) 試験場には、指定する時刻までに集合してください。
(2) 筆記用具、運動のできる服(上・下) 、運動靴及び体育館履き、並びに宿泊に必要な衣類や洗面用具等を持参してください。

(注)受験料はかかりません。簡易傷害保険に加入(センターが負担)します。

9.合否発表

令和6年2月上旬に、受験者に通知します。

10.補欠合格

合否判定時に補欠者を選定することがあります。補欠者については,合否通知においてその旨を記載します。第107期騎手課程入所日から起算して30日前までに入所定員に欠員が生じ、補欠者から繰り上げ、合格者とすることが決定した場合のみ、本人宛に通知するとともに、個別に入所の意志を確認いたします。なお、補欠合格者であっても特別な費用等がかかることはありません。

11.その他

(1)募集案内の内容等を変更する場合があるので、詳しくは地方競馬全国協会のホームページに掲載する募集公示を参照してください。
(2)入所の日に応募資格体重から2㎏を超えた者については、入所の許可を取り消すことがあります。
(3)あらかじめ、別紙「応募にあたって知っておいて欲しいこと」をお読みください。

※その他不明な点がありましたら、教養センター養成課までお問い合わせください。
お問い合わせ先 TEL:0287-36-5511(代)

養成期間・教育内容・必要経費等

1.養成期間及び教育内容

(1)養成期間

令和6年4月から令和8年3月までの2年間

(2)実科

◇第1学期(6か月) 基本馬術訓練
◇第2学期(6か月) 基本馬術及び競走訓練
◇第3学期(4か月) 競走訓練
◇第4学期(8か月) 競馬場実習(5か月)及び総合訓練(3か月)

(3)学科

講話、競馬関係法規、馬術、調教、馬学、管理、衛生、栄養学、一般教養(国語、数学、社会等)、英会話、剣道等
◆第1、2、3学期はセンター内において全寮制で、第4学期はそれぞれの所属予定の競馬場等及びセンターにおいて履修します。
◆上記の実科及び学科以外に課外授業(競馬場、競走馬育成施設等)、レクリエーション(日光旅行、キャンプ、演芸会等)を行います。

2.入所中に必要な経費

(1)食費

約890,000円(約19ヵ月 1,530円/日)
(注1) 食費は、原則として学期毎の納入となります。(第4学期の競馬場実習期間中の食費は別途必要となります。)
(注2) 騎手候補生の保護者の家庭状況により負担が困難と認められる場合には、徴収を猶予する制度があります。
(注3) 金額は、改定することがあります。

(2)その他の経費

入学金、授業料及び教材費は徴収しておりません。通信費、日用雑貨購入費、嗜好品購入費等、日常生活における経費については、自己負担となります。

3.養成期間中の災害補償

候補生が訓練に起因する事故等により傷病にかかったとき又は死亡したときは、「地方競馬全国協会講習生災害補償給付規程」により災害補償給付を行います。

4.就業予定競馬場の決定

入所の際、就業しようとする地方競馬場が決定していない者については、本人等の希望と競馬場の事情を考慮し、競馬場実習開始時までに就業予定競馬場を決定します。

5.騎手免許試験の受験

第4学期に地方競馬教養センターにおいて受験することができます。

6.食物アレルギー対応

アレルゲンを除去した食物アレルギー対応食の提供は、一切しておりません。
当センターでは、騎手候補生として必要なカロリー計算を行い、予め決められたメニューに従い食事を提供しております。
また、限られた配置人員で調理を行っているため、個別の食物アレルギー対応を行うことは、加工または調理過程においてもアレルゲンが混入する可能性が高いことから、安全上、対応することができません。

7.Web説明会の実施

地方競馬の騎手という仕事に関心のある方は、御気軽にご参加ください。詳細はこちら

Web説明会

 

◆課外授業・レクリエーション

日光旅行 ハイキング
佐々木竹見カップ(川崎競馬場) 浦和競馬場見学
猪苗代キャンプ デイキャンプ
修了旅行

◆教養センター施設概要

【教養センター本館】教育棟(教育エリア、体育館アリーナ等融合教育施設)
候補生寄宿舎 厩舎
テントドーム型覆馬場 馬診療所 装蹄所
坂路馬場 走路(一周1,100m) ウォーキングマシン

全国の地方競馬場15場

所在地
北海道 帯広競馬場 帯広市西13条南9-1(ばんえい)
北海道 門別競馬場 沙流郡日高町富川駒丘76-1
岩手県 盛岡競馬場 盛岡市新庄字上八木田10
岩手県 水沢競馬場 奥州市水沢姉体町阿久戸1-2
埼玉県 浦和競馬場 さいたま市南区大谷場1-8-42
千葉県 船橋競馬場 船橋市若松1丁目2番1号
東京都 大井競馬場 品川区勝島2-1-2
神奈川県 川崎競馬場 川崎市川崎区富士見1丁目5番1号
石川県 金沢競馬場 金沢市八田町西1
岐阜県 笠松競馬場 羽島郡笠松町若葉町12番地
愛知県 名古屋競馬場 弥富市駒野町1番地
兵庫県 園田競馬場 尼崎市田能2丁目1-1
兵庫県 姫路競馬場 姫路市広峰2丁目7-80
高知県 高知競馬場 高知市長浜宮田2000番地
佐賀県 佐賀競馬場 鳥栖市江島町字西谷3256番228

駐在員名簿

担当地区 氏名 連絡先
事務所 住所 電話
北海道 泉一彦 一般社団法人 北海道軽種馬振興公社 〒055-0008 沙流郡日高町富川駒丘76-1 01456-2-2501
岩手県 小岩真典 岩手県競馬組合事務局 〒020-0803 盛岡市新庄字上八木田10 019-626-7726
石川県 嶋田万里子 石川県競馬事業局 〒920-3105 金沢市八田町西1 076-258-5761
岐阜県 中村麻希 岐阜県地方競馬組合事務局 〒501-6036 羽島郡笠松町若葉町12 058-387-3601
愛知県 山田智 愛知県競馬組合事務局 〒498-0065 弥富市駒野町1 0567-68-2211
(直)69-7283
兵庫県 兵頭成佳 兵庫県競馬組合事務局 〒661-0951 尼崎市田能2-1-1 06-6491-0601
高知県 前島美喜 高知県競馬組合事務局 〒781-0271 高知市長浜宮田2000 088-841-5123
佐賀県 北島輝雄 佐賀県競馬組合事務局 〒841-0073 鳥栖市江島町字西谷3256-228 0942-83-4538
 

アクセス・お問い合わせ

〒329-2807 栃木県那須塩原市接骨木にわとこ443
TEL:0287-36-5511(代)
(電話受付時間:平日8:45~17:00)
FAX:0287-36-5513
e-mail:jockey@nar.keiba.go.jp

東北新幹線 那須塩原駅下車・車で15分
東北本線 西那須野駅下車・車で15分
東北自動車道 西那須野塩原I.C・車で5分