
レースの見どころ
岩手競馬伝統の3歳重賞がJpnIIとなって3年目。一昨年はサンライズジパングが勝って、3着までを中央勢が独占、昨年はナルカミが勝ち、やはり中央勢が5着までを独占している。過去2回は春の二冠(羽田盃・東京ダービー)出走馬はいなかったが、今年は二冠馬・フィンガーを相手に見せ場を作ってきたロックターミガン、リアライズグリントの2頭が登場。10月7日の三冠目・ジャパンダートクラシックを前に春の実績通りの走りを見せてくれるかに注目が集まる。

羽田盃、東京ダービーともにフィンガーに勝負を挑んで2、4着と跳ね返されたが、3月の京浜盃(JpnII)でそのフィンガーに土をつけている大型先行馬。今回は直近の東京ダービーで先着を許したリアライズグリントが相手になりそうだが、フィンガーと先行争いを演じて直線着を落としたものだけに、展開のアヤと考えていいだろう。左回りは中京芝2000mの新馬勝ちで経験あり。

2月の雲取賞(JpnIII)の勝ち馬。4、3着に終わった羽田盃、東京ダービーはともにスタートで出遅れており、思い描いた展開にはならなかった印象。よって今回もライバルになりそうなロックターミガンとはまだ勝負付けが済んでいない印象。実戦で左回りは今回が初めてになるが、あのフォーエバーヤングと同じ矢作厩舎&坂井瑠騎手のコンビで巻き返しを期待したい。

兵庫の実力オープン馬・マルカイグアスの半弟。ここ2走は逃げ切りで1勝クラス(中山1800m)→鳳雛S(京都1800m)を連勝しているが、3歳オープンのヒヤシンスS(東京1600m)や伏竜S(中山1800m)の競馬内容から、控えても十分に能力を発揮できるように見える。ここが重賞初挑戦になるが、まだまだ伸びしろは十分にありそうだ。

シーズザスローンはJBC2歳優駿(JpnIII)4着、ポインセチアS3着、ヒヤシンスS7着など、早い時期から世代上位クラスと手合わせしてきた。当時はやや決め脚不足のイメージもあったが、今夏の函館シリーズをタフに使われて2、1、1着。前走の3勝クラス・ポプラSは位置が悪くなったが、後方からインをよく詰めており、ここにきて地力が強化されている印象。ここに入っても侮れない存在。メイショウコマチはここまでダートの1800mばかり使われて4戦3勝。牝馬ながら豪快な末脚を武器に、ここ2走は走破時計も優秀。2勝クラスを勝っての牡馬相手の重賞挑戦となるが、まだ底を見せていない。父は3歳で盛岡の南部杯(JpnI)を完勝したルヴァンスレーヴ。ここでどれだけやれるか楽しみな素材。岩手のレジェンドバローズはこの世代の岩手ナンバーワン。まだ底を見せておらず、期待感は十分。
提供 栄冠 内山 達明
注記
当ページの情報は、8月31日(月)17時現在のものです。
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