
牡4 JRA 友道康夫厩舎 通算13戦6勝
父:Into Mischief
母:オリーズキャンディ
母の父:Candy Ride

デビューからずっとダート1400m中心のローテーション。使いつつ着実に力をつけ、昨年11月の銀嶺Sで4勝目を挙げて条件クラスを卒業。続くコールドムーンSではドンインザムードを下し、いきなりオープンで結果を出した。以降は重賞戦線へ。根岸Sは動きたい時に動けず3着も、かきつばた記念を圧勝。黒船賞では直線でスッと反応できなかったが、それでも2着と力を見せた。前走の東海Sは暑さの影響が大きかった。力負けではない。この中間しっかりと負荷をかけられており、ダメージは感じさせない。直線はもう少しあった方がいいが、舞台に不足はなし。馬場状態も問わないタイプで、一連の手堅さを改めて評価していいだろう。
(競馬ブック・西村敬)
牝5 JRA 渡邊薫彦厩舎 通算19戦7勝
父:マジェスティックウォリアー
母:ミトス
母の父:エンパイアメーカー

以前は1200、1400mを主戦場とし、先行して押し切る形が勝ちパターンだったが、揉まれ弱く、枠順や展開に左右されるところが課題でもあった。転機は3走前の吾妻小富士S。デビュー以来初の1700mでスタミナ面には不安があったが、距離が延びたことで無理せず揉まれないポジションをキープでき、コンマ2秒差の2着に踏ん張った。内枠が懸念された栗東Sはハナを切ったことが奏功しギリギリ逃げ切った。前走のスパーキングレディーCはハナを譲って2番手から。前半から抑え切れないほどの手応えで3角手前で早々と先頭に立ち、そのまま押し切る強い内容。重賞初制覇を挙げた。今回は牡馬相手で再び1400mに。揉まれず運べるかどうかが最大のポイント。
(研究ニュース・日比野正吾)
牡5 JRA 須貝尚介厩舎 通算23戦6勝
父:Palace Malice
母:Queen's Turf
母の父:Deep Impact

ダートに使い出してからはとんとん拍子にオープン入り。昇級後は2着が4回と勝ち切れなかったが昨秋1400mでオープンを連勝した。ここまでのキャリアで最大着差は二桁着順時も含めて0秒8と、勝ち味に遅い反面、大崩れなく走れるタイプで、馬群も苦にせずインを捌くこともできるが直線は外に出した方がしっかり脚を使える。地方のダートグレードでも3、2着とあとひと押しが足りないものの、コーナーで動いていく競馬にも対応ができている。時折出遅れることがあり、コーナーからの立ち上がりでモタつくこともあるのでカーブのきつい浦和コースへの対応は鍵だが、斤量加増はなく54kgで出走が可能。スタートを五分に出てうまく立ち回りたい。
(競馬ブック・森田昌樹)
牡7 大井 荒山勝徳厩舎 通算41戦7勝
父:ドゥラメンテ
母:インドリヤ
母の父:Stormy Atlantic

24年サンタアニタトロフィーで転入初戦を迎えいきなり2着と、元JRA馬の力を示した。以降は1800、1600メートルでひと息になったが、同年11月に1400メートルに距離短縮し転入後初勝利。そこからは短距離を主戦場に定めて、翌25年にはフジノウェーブ記念を制し、重賞ウイナーの仲間入りを果たした。今年はさらに飛躍し、当レースと同舞台のプラチナカップを勝利、そして強豪揃いのJpnIさきたま杯でも3着に食い込む活躍を見せている。管理する荒山勝徳調教師は「砂を被ると嫌々になるので、腹をくくっての競馬だと矢野騎手と話していた。最後はいい脚だった。今回も」と再現を見込む。中間も「前走後は放牧に出した。若干の夏負けの感じはあったけど、最近は涼しくなってきて良くなっている」と上昇中だ。
(東京スポーツ・舟元祐二)
牡6 浦和 小澤宏次厩舎 通算27戦11勝
父:ダノンレジェンド
母:キーチケット
母の父:ダンカーク

23年の3歳秋から翌4月まで4連勝と軌道に乗り、24年の地元浦和ゴールドカップで重賞初制覇と本格化。25年には名古屋の梅見月杯で2馬身差V、笠松のオグリキャップ記念では半馬身差2着など、他地区遠征でも結果を残した。昨年の当レースでは8番人気と低評価ながらも、中央勢相手に好位を取りに行く真っ向勝負で、2着を確保。地元の意地を見せた。今年は小澤宏次調教師が「中央馬相手にあんなにいい競馬ができて、この馬にとって大きな収穫。今年もオーバルスプリントを目標に」とここを目標に掲げ、夏のトライアルのトワイライトカップを3馬身差で制した。「前走後は放牧に出て、今月3日に戻ってきた。ここまで順調。JRAの馬が相手で枠の並びとメンバー次第だけど、いい競馬をしてほしい」と戦闘態勢は整っている。
(東京スポーツ・舟元祐二)
牡4 JRA 寺島良厩舎 通算16戦4勝
父:ダノンレジェンド
母:ベルミュール
母の父:キングカメハメハ

新馬勝ちを除くとJRAで連対したのは昨年のオータムリーフSのみで、ハイペースを考えれば勝ち時計の1分23秒2もさほど速くない。園田で重賞を2勝し、前走は佐賀のサマーチャンピオンで3着と久しぶりに好走。2着のインユアパレスと同じ58.5kgのハンデを背負って好位から粘り込み、復調を感じさせる内容。地方の時計がかかる馬場でこそのイメージが更に強くなった。地方1400mの交流重賞で唯一崩れた昨年のこのレースでは、馬体重が455kgまで減ってしまいレースでも流れに乗り切れず。今年は前走まで470kg台をキープしており、同じ臨戦過程でも昨年とは中身が違うはず。パワーが必要な馬場にさえなれば、この馬にもチャンスが巡ってくる。
(研究ニュース・石井大輔)
牡4 愛知 榎屋充厩舎 通算21戦9勝
父:ブリックスアンドモルタル
母:レコードチェイサー
母の父:ディープブリランテ

破壊力満点の末脚で、5月オグリキャップ記念を直線一気に仕留めてみせた。重賞6勝目はダートグレード覇者ウィリアムバローズを破る価値ある勝利でもあった。夏場にもアッと言わせた。芝に矛先を向け、7月小倉記念、8月中京記念と、中央重賞レースへ挑戦。ともに結果は12着だったが、レコード決着の中京記念ではレースの上がり3F33秒5をマーク。鋭いキレで力をのぞかせた。「能力が改めて分かった。また挑戦したい」。榎屋充調教師に今後も夢を抱かせる走りだった。今秋はオーバルスプリント→JBCスプリント参戦の青写真を描く。過去2戦のダートグレード参戦はともに入着止まりの5着。夏のJRA武者修行でつかんだ手ごたえで3度目の正直を目指す。
(西尾 敦)
牡5 浦和 小久保智厩舎 通算25戦6勝
父:ベストウォーリア
母:グリンテソーロ
母の父:カジノドライヴ

今年、JRAから浦和に転入後、春は大井のフジノウェーブ記念で2着、そして船橋の京成盃グランドマイラーズでは直線、外から鮮やかに差し切り重賞初制覇。JRA、地方のマイラーの一線級が揃った、かしわ記念でも地方馬最先の5着と秘めたポテンシャルが南関東の砂上で一気に開花した。前走のスパーキングサマーCは斤量58キロに加え、前残りの展開も影響して4着だったが、2歳時以来となる54キロに一気の斤量減は大きな魅力。小久保智調教師は「前走後も順調にきているし状態はいい」と確実な上昇を伝える。浦和1400mは転入初戦のOP梅花賞を快勝していて、舞台替わりに不安はない。「道中で動かずじっとして脚をためれば、最後はしっかり伸びてくれる」と同師が語るように、しまい勝負に徹し持ち味の末脚炸裂を虎視眈々狙う。
(スポーツ報知・松井中央)
注記
当ページは、9月18日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。