データ分析 Data Analysis

JBCクラシックを目指す馬たちも参戦

73回目を迎える日本テレビ盃JpnIIは、船橋競馬場が誇る伝統の一戦。『Road to JBC』だが、昨年は快勝したフォーエバーヤングが、続くブリーダーズカップ・クラシックG1の勝利につなげた。ここからJBCクラシックを制したのは、2018年のケイティブレイブが最後だが、それ以前は17年の2着馬サウンドトゥルー、16年1着のアウォーディーなどが制している。今年も注目が必要な一戦の傾向を、過去10回の結果からみていくことにする。

上位人気馬が優勢だが

単勝1番人気馬は5勝。3着内率は70.0%と高い数字となっているが、2番人気以下の勝率はいまひとつ。それでも2番人気馬は3着内率が60.0%、3番人気馬は同70.0%と、上々の数字となっている。なお、6番人気以下で勝利したのは2022年のフィールドセンス(船橋)で、単勝オッズは28.7倍。また、6・7番人気で3着に入った3頭は20年以降となっている。[表1]

[表1]単勝人気別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1番人気 5 1 1 3 50.0% 60.0% 70.0%
2番人気 1 2 3 4 10.0% 30.0% 60.0%
3番人気 1 5 1 3 10.0% 60.0% 70.0%
4番人気 1 1 1 7 10.0% 20.0% 30.0%
5番人気 1 1 1 7 10.0% 20.0% 30.0%
6・7番人気 1 0 3 16 5.0% 5.0% 20.0%
8番人気以下 0 0 0 46 0.0% 0.0% 0.0%

ベテラン勢も健闘

3歳馬も出走できるが、2024年、秋にジャパンダートクラシックJpnIが移った関係からか、過去2回は出走がゼロ。4歳以上の各世代からは、上位入線馬が平均的に出ている傾向となっている。そのなかで目立つのが、7歳と8歳がそれぞれ3頭の3着馬を送り出していること。ベテラン勢の健闘には注意する必要があるだろう。[表2]

[表2]年齢別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
3歳 1 1 0 7 11.1% 22.2% 22.2%
4歳 2 4 2 12 10.0% 30.0% 40.0%
5歳 2 1 0 12 13.3% 20.0% 20.0%
6歳 3 2 1 17 13.0% 21.7% 26.1%
7歳 1 2 3 13 5.3% 15.8% 31.6%
8歳 1 0 3 12 6.3% 6.3% 25.0%
9歳以上 0 0 1 13 0.0% 0.0% 7.1%

基本的にはJRA中心

所属別の成績をみてみると、やはりJRAが優勢。それでも大井が1勝、3着4回、船橋が1勝、3着1回と健闘を見せている点には注目が必要だ。[表3]

[表3]所属別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
JRA関西 7 7 3 12 24.1% 48.3% 58.6%
JRA関東 1 3 2 4 10.0% 40.0% 60.0%
大井 1 0 4 7 8.3% 8.3% 41.7%
船橋 1 0 1 25 3.7% 3.7% 7.4%
浦和 0 0 0 3 0.0% 0.0% 0.0%
川崎 0 0 0 5 0.0% 0.0% 0.0%
上記以外 0 0 0 30 0.0% 0.0% 0.0%

南関東の好走馬の特徴は

前項とも関連するが、南関東所属で3着以内に入った7頭の戦歴をみてみると、うち6頭が『重賞かオープン特別で2戦連続3着以内』というのが共通項。対象の8頭中6頭が馬券に絡んでいる。今年もこのような成績で臨んできた南関東所属馬がいたら、注目してみる手はありそうだ。

勝つのはこういう馬!

単勝1番人気に支持されたJRAの関西馬。該当馬が4~6歳なら、期待度がアップする。ちなみに日本テレビ盃がダートグレード競走になった1998年以降の28回のうち25回は、1~3番人気馬が勝利している。

(文・浅野 靖典)

過去20年の所属別成績

  • 1着

  • 2着

  • 3着

【注記】馬インフルエンザ流行の影響により、南関東限定重賞となった2007年を除いたデータとなります。

注記

当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。