
レースの見どころ
NTV盃としてスタートし1999年より日本テレビ盃に名称変更。交流戦としてアブクマポーロ、アグネスデジタル、スマートファルコン、ウシュバテソーロら錚々たる面々が優勝馬として名を連ね、昨年はフォーエバーヤングが圧巻の走りを見せてアメリカ・ブリーダーズカップへ向かった。今年は9頭立てと寂しいが、そのフォーエバーヤングと同期のミッキーファイトが出走。GI格3勝の実力を発揮するのか、それとも帝王賞で苦杯をなめたロードクロンヌ、カゼノランナーの巻き返しか。南関東勢では復活なったベアバッキューンが逃げて後続を抑えるのか。JBCに向けて各馬どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみたい。

同世代のフォーエバーヤングという別格がいて目立たないが、戦績としては歴代の名馬にもヒケを取らないGI格3勝。特に前走の帝王賞では好位から抜け出す王者の走りで好メンバーを抑えての勝利はこの路線での抜きんでた実力を改めて証明した。船橋コースの相性も良く、逃げ馬を見ながらレースを進められる自在性もあり、展開面でも不安になる必要はない。この相手なら実績を素直に信頼する。

ダート転向後、着外はフェブラリーSと帝王賞とGI格での2戦。勝ちみに遅い反面、相手を問わず堅実な走りが魅力。最大のライバル・ミッキーファイトには帝王賞で0秒8差。直線では内から食い下がるも突き放された内容や今回57キロの斤量でミッキーファイトとはわずか1キロ差で逆転のイメージは湧きづらいが、200mの距離短縮はこれまでの走りを考えるとプラス。

コンスタントに勝ち上がり佐賀記念優勝の勢いそのままに川崎記念制覇でGI格ホースの仲間入り。豊富なスタミナを武器に先行押し切りのパターンに持ち込めるかがカギになるが、ベアバッキューンの出方次第では帝王賞並みの厳しい展開もあり得るが、左回りに変わるのは同馬にとって歓迎材料。追い切りが動かないのはいつものことで、気にする必要はない。

テーオーマルコーニは前走3勝クラス勝ちでオープン入り。いきなり重賞挑戦となるが、スローとはいえレースの上がり2位で好位抜け出しの横綱相撲で決めた前走からも自在に立ち回れる強みを生かせばこのメンバーでも十分太刀打ち可能。夏場を休養にあて心身ともにリフレッシュ、好相性の左回りで一発。ベアバッキューンはデビュー時圧勝に次ぐ圧勝で5連勝。2度の骨折で休養を余儀なくされたが、近2戦でのパフォーマンスは完全復活と言っていい内容。カゼノランナーとの兼ね合いがカギだが、うまく抑え込めれば距離はこなせる。
提供 日刊競馬 鈴木 宏哉
注記
当ページの情報は、9月29日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。