
レースの見どころ
牝馬ダート路線の実力馬が秋の訪れを伝える第23回レディスプレリュード。今年は牡馬相手に昨年のチャンピオンズカップを制したダブルハートボンド、牝馬ダート路線で再三好勝負を演じている昨年の当レース2着馬テンカジョウ。そして5月のエンプレス杯ではテンカジョウに土をつけたメモリアカフェという現在の牝馬ダート路線の主役級が揃い踏み。このレースからJBCレディスクラシックなど秋の大舞台を見据えた各馬の力関係に要注目。

デビューから5連勝で一躍脚光。初の重賞挑戦となったブリーダーズゴールドカップで無念の初黒星。ただし、これは人気を分け合ったオーサムリザルトと勝負処からビッシリ競り合うシビアな流れ。そこを交流実績あるベテランに足元を掬われる展開負け。以降2連勝でチャンピオンズカップではウィルソンテソーロを撃破。フェブラリーステークスでも正攻法の堂々たる運びで3着。スタートセンスに長けるレース巧者で時計勝負にも強く、1800mは7戦7勝のベストディスタンス。牝馬同士なら格の違いを見せつける。

デビュー4戦目に関東オークスに挑戦。圧倒的な1番人気に応えてワンサイド勝利。マリーンカップは単騎マイペースの勝ち馬を捕らえ切れず、クイーン賞は極端に力の要る馬場に持ち味を封じられましたが以降2連勝。特に一旦先頭に立ったテンカジョウを上がり36秒1の末脚で並ぶ間もなく抜き去ったエンプレス杯は圧巻のひと言。ジックリ差しに構えて能力全開。馬体をフックラ映して活気もあり正に充実顕著。ダブルハートボンドが勝ちを急いでペースが上がるようだと、逆転の可能性も十分にありそう。

デビュー5戦目にマリーンカップを勝利後は徹底した牝馬交流重賞路線。昨年5月のエンプレス杯では当時無敗のオーサムリザルトを撃破。レディスプレリュードでは大出遅れが祟り2着もタイム差なし。悔しい敗戦を喫しましたが、年明けて2月にクイーン賞を制して4つ目のタイトルゲット。牝馬としては文字通り重鎮とも言える存在に。今回はエンプレス杯で苦杯を喫したメモリアカフェにダブルハートボンドの参戦で楽観はできませんが、案外気楽な立場になったのも事実で、本来の追い込みに徹して虎視眈々。

レイナデアルシーラの母は牝馬交流重賞3勝のアンデスクイーン。自身は5勝、2着2回が何れもを逃げという先行力が武器。エンプレス杯では3着に粘り、前走はオープン勝ちで再び交流重賞へ。単騎で楽に逃げられる展開なら粘り込みに警戒したいところ。
ダートで6勝のアピーリングルック。昨年の名古屋大賞典では、実力牡馬カズタンジャーを差し返してレコードV。前走のスパーキングレディーカップも、1着タガノミスト、2着タマモフリージアが次走で好走したことを考えれば、接戦の3着は評価できます。折り合って先行できれば、上位食い込みの余地は十分。
提供 ケイシュウNEWS 吉羽 孝
注記
当ページの情報は、10月5日(月)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。