
牡7 JRA 高木登厩舎 通算30戦10勝
父:キタサンブラック
母:チェストケローズ
母の父:Uncle Mo

昨年のマイルCS南部杯では2着に4馬身差、3着馬には8馬身もの差をつけて快勝。2着馬が後に芝ではあるが同じ左回り1600メートルの安田記念(GI)を勝利するシックスペンスで、3着馬はフェブラリーS(GI)の覇者ペプチドナイルだったのだからまさに圧勝と言って良い結果だった。管理する高木登調教師は「能力があるのでどんな距離でもそれなりに結果を残せるけど、折り合いなどを気にしないで良いマイル戦は強いですね」と語る。実際、1600メートルはここまで1、1、8、1、2、1着、負けた2回はいずれもフェブラリーSで、今年の2着はわずか半馬身差だった。今回は6月のさきたま杯(JpnI)以来になるが、「ここを目標に乗り込んできたので仕上がりは良く、得意の距離で期待しています」と調教師。
(平松 さとし)
牡4 JRA 堀宣行厩舎 通算13戦6勝
父:American Pharoah
母:Mary's Follies
母の父:More Than Ready

前走のエルムS(GIII)では、今回も戦うことになりそうなぺリエールを相手に1馬身半の差をつけて勝利。以前はモマれるとモロい面を出すことがあったが、古馬になり精神面で成長したのか、厳しい展開にもひるまず、最後までしっかりと走り切ってみせた。騎乗した岩田望来騎手は「右手前のままでしたが強かったです」とコメント。25年11月の武蔵野S(GIII)以来の勝ち星となり、“復活の勝利”と言われたが、武蔵野S以降の三走はチャンピオンズC(GI)、サウジC(GI)、そして芝の安田記念(GI)。負けても悲観する相手関係ではなかったのだから、復活というより力通りと言って良いのかもしれない。9月の半ばから美浦でも乗り込まれ、仕上がりは良さそう。ここでも好勝負が期待できそうだ。
(平松 さとし)
牡6 JRA 田中博康厩舎 通算18戦7勝
父:リアルスティール
母:トウカイライフ
母の父:トウカイテイオー

春の安田記念(GI)以来の出走となるが、中間は放牧先のノーザンファーム天栄でしっかり乗り込まれ、美浦トレセンに帰厩後も、9月初旬には調教を開始。その後、本数も乗り込んで仕上がりに関しては問題なさそうだ。ちょうど1年前の毎日王冠(GII)やこの春も中山記念(GII)を勝利するなど、4度のGIIを含むJRAの重賞5勝の実力は、今回のメンバーに入っても間違いなく上位視されるもの。問題は初めてのダートがどうなるか?田中博康調教師は「大丈夫だと思うからこその挑戦です」と語る。父はあのフォーエバーヤングと同じリアルスティール。他にも東京盃(JpnII)の勝ち馬チカッパなど、ダートで走る産駒も多数。この馬もダートでより力を発揮する可能性はありそうだ。
(平松 さとし)
牡4 JRA 福永祐一厩舎 通算13戦4勝
父:シニスターミニスター
母:メイショウミハル
母の父:ダイワメジャー

3歳の夏に素質が開花。そこから今に至るまで連対を外していない。前走の東海Sは強力なメンバーが揃っていたが、途中からハナを奪って押し切り寸前。多少の展開利はあったにせよ、3着のドンインザムードに2馬身半差をつけているあたり、確実に強くなっている。逃げ差し自在で、確実に自分の力は出してくれるタイプ。馬券的には常に注意が必要な一頭。今回も初めてのJpn1で条件的には楽ではないが、かと言って大崩れもないだろう。「オープンでもう少し足踏みすると思ったけどね。左回りの1400m、1600mが合っている。相手は強くなるが、先行力がある。地方のダートもこなしてくれそう」と福永祐一師。今がまさに伸び盛りの4歳馬の走りに注目だ。
(競馬ブック・広瀬健太)
牡5 JRA 寺島良厩舎 通算23戦5勝
父:シニスターミニスター
母:ローレライ
母の父:ゴールドアリュール

5走前の銀蹄Sを勝利して念願のオープン入りを果たす。昇級後の2走は結果を出せなかったが、前々走のジュライSを見事に逃げ切ってオープンでも勝利。重賞初挑戦となった前走のサマーチャンピオンを寺島良調教師に伺ってみた。「前走は地方の小回りでの重賞。内から来られた分、引かざるを得なかったですが、番手の外目で砂を被らない位置につけるとしっかりと走れていました。体はプラス16kgでしたが、以前は細く見えていたくらいでしたし、あのくらいでむしろいいです。距離は1600mになりますが、前々走は1700mで勝っていますし、問題ないと思います」と。今回は左回りになるが、これまで東京、中京で3勝と実績は十分。前進を期待したい。
(競馬ブック・三宅俊博)
牡6 JRA 黒岩陽一厩舎 通算21戦6勝
父:ヘニーヒューズ
母:ソフトライム
母の父:フジキセキ

前走のエルムS(GIII)は2着に好走。前年に勝利した同レース以来となる連対を果たした。騎乗した佐々木大輔騎手は「流れも向いてくれたし、道中もすべて思った通りに行ってくれました」と競馬ぶりを振り返る。これで函館の1戦を含めて北海道のダート戦では4戦して3勝、2着1回。「騎手と話したところ小回りが合うのでは?と言っていました」と黒岩陽一調教師。前走後はチャンピオンヒルズに放牧も、9月12日には美浦へ帰厩。坂路とウッドで再三時計を出している。「休み明けというわけではないので、走れる状態です。ユニコーンS(23年1着)や武蔵野S(24年3着)を見てもワンターンの左回りは良さそうなので、期待しています」と黒岩調教師は語る。
(平松 さとし)
牡5 JRA 畑端省吾厩舎 通算15戦6勝
父:ジョーカプチーノ
母:ファルファラ
母の父:キングカメハメハ

初の1200m起用で、アオッて後方からになった昨年2月の京都戦で鋭い脚を使ったことが契機になり脚質を転換。連勝しオープンに上がって以降も安定した末脚を発揮していたが、1400mに使うようになって2勝したように、オープンだと少し距離があった方がレースがしやすいよう。マイル戦の前走も6着に敗れたものの、59kgを背負ってジリジリ伸び、2着からはそう離されておらず内容は悪くなかった。叩き良化型で休み明けの分がどうかだが、10月1日には大きく追走して先着するなどひと追い毎に良化中。脚質的に広くて直線が長く、坂のある盛岡は合いそうだし、じっくりためて終いを生かせればここでも差のない競馬ができるはず。
(競馬ブック 三浦幸太郎)
セン7 岩手 佐藤雅彦厩舎 通算45戦14勝
父:ドレフォン
母:エスプリドパリ
母の父:ハーツクライ

ヒロシクンが中央1勝クラスから転入したのは5歳春。いきなり4連勝を飾り、岩手伝統のみちのく大賞典を快勝。初タイトルを獲得した。以降、勝ったり負けたりを繰り返しながら13勝。重賞も8勝マークした。圧巻だったのは今年の青藍賞。サクラトップキッドが先手を主張しようとしたが、ヒロシクンは絶対にハナを譲らない構えを見せ、史上初の青藍賞3連覇を達成。水沢マイル8戦8勝とパーフェクト成績を継続した。対して盛岡は割り引きが必要。一昨年の南部杯で15着に大敗したが、あえて挑戦する。「青藍賞の表彰式で改めて感じましたが、ヒロシクンはファンが多い。着順はともかく、南部杯を盛り上げたいと思っています」と佐藤雅彦調教師。
(松尾 康司)
注記
当ページは、10月7日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。