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佐賀競馬場「まる池」


浅野靖典

2022.03.09 (水)

「炭火焼鳥」(50円)

佐賀競馬場には年に1回以上は足を運んでいますが、競馬場内で食事をするときには入場口の4コーナー側にある食堂街に行くことがほとんど。佐賀競馬場で入ったことがない食堂は1軒だけになりました。

ところがですよ。佐賀競馬場に行くことを私の競馬仲間のひとりに伝えたら、
「てことは、焼鳥ですね」

と言うではありませんか。なにそれ、初耳!
「えっ、知らないんですか。佐賀といえば焼鳥でしょ」

いやいやいや、佐賀にはこれまでたぶん50回くらい行ったことがあると思うんですけど、そんな話は聞いたことがないですよ。
「スタンドの2階ですよ。こんど行ってみてください」

と言われた数日後、焼鳥の写真が送られてきました。こういう焼鳥、初めて見た……

しかしそんな疑問は現地に行ってすぐに解決。2階のゴール寄りの売店に、小さい炭火のコンロが置いてあったのです!

佐賀競馬場のスタンド内でガスを使える場所は限られているそうで、なんでも焼いてくれる店が有名になったのは、ガスはダメだけど炭火はOKというところから出た「ひょうたんから駒」だった模様。それが2階にもあったとは!

というか、私はこの店の前を100回以上は通過していますよ。それなのに教えてもらうまで気がつかなかったとは。まさに灯台下暗し。

ではさっそく、私も焼いてもらいましょう。焼鳥を4本、あといわし天(160円)を1本でお願いします。

すると、物静かな感じのお父さんが小さい炭火コンロの上に串ものを乗せてジックリと加熱。となりにいるお母さんが「焼鳥は自宅で串打ちして焼いて、それを持ってきています」と教えてくれました。

注文数が多いと2分ほど時間がかかりますが、しっかり火を入れることを優先。お父さんには職人気質があるのかもしれません。

その焼鳥を4コーナー付近でいただくと、おお、なんだか宮崎の地鶏を食べている気分!

50円ですから地鶏はないとは思うのですが、黒ずんでいる焼鳥というビジュアルで大満足。私は宮崎に行くと必ず買うのが「地鶏の炭火焼き」の真空パック。そのくらいの好物なのに、なんで今までこの店の存在に気づかなかったのでしょう?

なお、お店の名前はどこにも書いてありませんが、「マルのなかに池で“まるいけ”。これが屋号です」とのことでした。次回からは気付かなかった今までの分を取り返すつもりで、まずは全メニューを制覇しようと思います!

浅野靖典(あさのやすのり)

競馬キャスター・ライターとして活動中。JRAブリーズアップセール、八戸、九州の各競走馬市場にて司会進行を担当。ライターとしては、
・競馬総合チャンネル(netkeiba.com)
・POGの達人
・JRAホームページ
・週刊プレイボーイ
・WEBハロン
などに寄稿している。