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サントノーレ


高橋華代子

2024.06.20 (木)

「気になるあの馬はサントノーレ」

サントノーレ(馬主 (株)ラ・メール様)は北海道の田中淳司厩舎からデビュー。昨年の鎌倉記念は長距離輸送を克服して初タイトルを獲得し、全日本2歳優駿は地方最先着の3着でした。NARグランプリ2歳最優秀牡馬を受賞。

今年から、千葉県印西市の小林牧場に厩舎を構える荒山勝徳厩舎へ移籍しました。ダート三冠に向けて始動し、初戦の雲取賞は地方最先着の3着。2戦目の京浜盃は直線で力強くJRA勢を突き放し、7馬身差をつける圧勝でした。

北海道時代からコンビを組む服部茂史騎手が手綱を取り、「今日勝てたことは人馬ともに自信になりました。前より芯がしっかりしてきて、まだ成長してくれています。素直で操縦性のいい馬なので、2000mも持ちそうだと思います」と笑顔。

この路線の主役に名乗り出た一戦になり、夢もふくらみました。

しかし、翌朝、歩様に違和感がありレントゲンを取ったところ、右前脚の膝の骨折が判明。羽田盃と東京ダービーの出走は断念し、現在は北海道の森本スティーブルで過ごしているそうです。

あれから3か月が経ち、サントノーレはどんな風に過ごしているのでしょうか。

荒山調教師は「骨片の除去手術のときに思ったよりも重症でないことがわかり、それ以降の回復も早く、5月下旬から乗り始めました。このまま順調なら、来月以降はピッチを上げていく予定です。ジャパンダートクラシック(ダート三冠3戦目、10月2日、大井)を目指し、戸塚記念(9月4日、川崎)から始動するか?それ以降になると、京浜盃から半年以上が経つので調教試験を受けなくてはなりませんが、その辺りは仕上がり次第で決めたいと思います」とコメント。

順調に回復しているということをうかがうことができ、本当に良かったです。「京浜盃はあの強さでも、『まだ遊んでいたし、馬がそばにいれば、もっとしっかり走れたと思う』と服部騎手は言っていました。羽田盃と東京ダービーでも走りが見たかったなと、悔しさと残念な気持ちが入り混じります。三冠目は地方の馬が、いい結果を出せればいいなと思っています」と期待を込めました。

サントノーレがこのまま良い夏を過ごせますように!帰りを心待ちにしています!

高橋華代子(たかはしかよこ)

元NHK山形放送局キャスター。現在は南関東競馬を中心に取材活動中。
<掲載媒体>
・南関東競馬(南関魂)
・大井競馬
・WEBハロン
・サンケイスポーツ
・馬事通信
・東京馬主ニュース
・川崎競馬馬主協会ニュースなど