ゴール寸前一気に差し切る
気性面で成長みせ重賞連勝
昨年はJBCデーの11月4日に行われたネクストスター佐賀だが、今年は10月開催。佐賀2歳重賞は九州ジュニアチャンピオン(9月15日)→ネクストスター佐賀(10月13日)→カペラ賞(11月9日)→フォーマルハウト賞(11月30日、牝馬限定)と、当レースが創設された2023年と同じ実施順となった、
九州ジュニアチャンピオンからは上位5頭を含む6頭が参戦。他地区からの転入馬は頭数自体がまだ少ない状況で、北海道デビューで佐賀1戦のヘイルメリーラン1頭のみが出走。
単勝1番人気はデビュー戦の2歳6組(9月20日)を圧勝して2戦目が重賞初挑戦となるトレアドールで2.4倍。以下、九州ジュニアチャンピオン組が続き、2着トリトンテソーロ(3.3倍)、1着サキドリトッケン(4.8倍)、4着プレアレジェンド(6.7倍)、3着モーモーゴールド(7.8倍)と、上位混戦の戦前評価となった。
九州ジュニアチャンピオンで先行争いを演じた3頭が不在となり、デビューからの2戦とも逃げていたマテラブルースが楽にハナを取った。九州ジュニアチャンピオンでは中団後方だったプレアレジェンドが今回は2番手に付ける積極策を取る一方、好位うしろのモーモーゴールド、中団のサキドリトッケン、トリトンテソーロは当時と同じような位置取り。トレアドールはスタートでやや出遅れたもののすぐに中団に付けて隊列はスンナリと決まった。
向正面でプレアレジェンドが先頭に立ち、直線押し切りを図ったが、4コーナーで3番手まで上がっていたサキドリトッケンがじわじわと差を詰め、ゴール直前で交わし半馬身をつけて重賞2連勝。2馬身半差の3着カシノアミュレット、4着モーモーゴールドまで九州ジュニアチャンピオンに続く掲示板内確保。トレアドールは4コーナー5番手から差を詰められず、勝ち馬から1秒0差の5着だった。
勝ったサキドリトッケンはレース中に気を散らしてしまう面があり、デビューからの3戦ではスタートで行き脚が付かず最後に一気に末脚を伸ばすレースぶり。しかしここ2戦の九州ジュニアチャンピオン、ネクストスター佐賀とも序盤で中団に付け、向正面からスパートし半馬身差で差し切っている。今後の目標は地方全国交流のフォーマルハウト賞とのこと。過去3回いずれも他地区馬が勝利しているが、真島元徳調教師は「他場からどんな馬が来るかはわかりませんが、それに勝ってこそですからね」と強豪への挑戦に意欲を見せた。
取材・文上妻輝行
写真桂伸也(いちかんぽ)
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真島元徳調教師
勝負根性がありますね。(レース中の位置取りは)色々対策しながらスタートもうまくなってきて、出たところでついていってくれればいいと思っていました。フォーマルハウト賞へ行きますが、カペラ賞を使うか直行するかは馬の状態を見てから考えます。








渡邊竜也騎手
この馬はすごい上手に競馬してくれるので、スタートして出た位置から競馬しようと思っていました。一歩目が速かったので、いい位置が取れたなと思って乗っていました。馬がほんとに成長して道中の雰囲気も競馬を覚えているような感じで、自信を持ってどっしり構えて乗れました。