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ゴールデンバローズ


高橋華代子

2025.10.20 (月)

「気になるあの馬はゴールデンバローズ」

JRA時代にリステッドのヒヤシンスSを制し、UAEダービーでは3着だったゴールデンバローズ。南関東やホッカイドウ所属としても走りました。父はTapit、母はMother Russia、母の父はMayakovskyという血統のアメリカ産馬。

2019年に引退後は種牡馬入りをし、2021年生まれの初年度産駒は7頭がデビューしました。その中から、東北優駿など岩手の重賞7勝を挙げたフジユージーンやJRAで勝利を挙げたタケノシンセイ、佐賀のオープンで走るオオイチョウらを輩出。

昨年の岩手競馬一冠目のダイヤモンドカップは、フジユージーンとオオイチョウがワンツーフィニッシュを決めことも話題になりました。

初年度産駒誕生後は種付けをお休みしていましたが、2023年12月に新冠の白馬牧場さんに移動。再び種付けを行い、昨年は83頭、今年は53頭の繁殖牝馬が集まり、日高の人気種牡馬となっています。

11月3日のJBC門別当日には北海道2歳スプリントが新設。勝ち馬にはゴールデンバローズの種付け権利が付与されます。

現在、白馬牧場さんには静内農業高校から未来のホースマン&ウーマンを期待される研修生が学んでいます。その1人・佐川さんが普段のゴールデンバローズの様子を教えてくれました。

「少しヤンチャで手の掛かるところはありますが、機嫌が非常にわかりやすいので、扱いやすくて助かります。普段は放牧地で伸び伸びしたり、駆け回ったりしています。とても人懐っこい馬なので、お客様に駆け寄ってファンサービスをちゃんとしてくれる賢い馬ですよ」とのこと。*見学は競走馬のふるさと案内所のホームページでご確認ください。

2027年から再びゴールデンバローズ産駒がデビュー予定。

これまでの産駒の特徴について、代表取締役の長浜謙太郎さんは「Tapit系特有の早い時期からの活躍を見込めますね。アメリカ血統らしくスピードに優れていて、日本の馬場にも適応していると思います。気性は少し荒いですが、その荒さが競走馬としては闘争心という強みになって、接戦に強い産駒が多い印象があります」とのこと。

さらに「産駒には父が成し得なかったGI制覇を果たして欲しいと願っています。父と同様に早い時期から活躍してダートクラシック戦線を盛り上げるとともに、日本を代表する歴史的ダートホースを輩出できると期待しています」と力を込めました。

高橋華代子(たかはしかよこ)

元NHK山形放送局キャスター。現在は南関東競馬を中心に取材活動中。
<掲載媒体>
・南関東競馬(南関魂)
・大井競馬
・WEBハロン
・サンケイスポーツ
・馬事通信
・東京馬主ニュース
・川崎競馬馬主協会ニュースなど