名古屋競馬場のスタンドは門別競馬場より収容人数が少なくて、建物のなかには食堂とコンビニが各1軒。でもスタンドの外側では数台のキッチンカーが営業しています。ダートグレードの日などは、5台以上が並ぶこともあるようです。
この日は3台態勢。内訳は、からあげ、クレープ、鉄板焼きそば。そのなかから私が選んだのは、黒い車体が目印の「鉄板焼きそば」です。
この店に訪問するのは2年ぶり。でも私が名古屋競馬場に来ると、いつも黒いクルマがいるような気がします。
それもそのはず。この店の店主は大の競馬ファン。オムそばを注文しようとカウンターに行くと、キッチンカーには誰もいない!
しばらくすると出走各馬がドドドと駆け抜けて、それから30秒後くらいに店主が戻ってきました。
「いやー、スミマセン。当たりました」
そうです。馬券勝負をしていたのです。ちなみに2年前(グリーンチャンネルの番組ロケでした)も訪問したら店主がレースを見に行っていて、
「当たったけどマイナスでした」
と言っていたっけ。なんにせよ、競馬場内で競馬ファンが仕事をしているのはいいことだ!
さて、注文するのはオムそば。で、えーと、量が選べるんでしたよね。こういう場合はマックスにするのがお約束。鬼盛りでお願いします!
「4玉ですけど、大丈夫?」
そう言われると……。でも大丈夫!
お会計をしたらさっそく調理開始。バラ肉を鉄板に乗せて、野菜を乗せて、焼きそばをドンと乗せたらコテを使って手際よく調理。仕上げにスパイシーっぽい粉を振りかけて、そして「オム」は卵を2個使用。これって何グラムぐらいですか?
「880グラムくらいかな。フタをしめるとマヨネーズがくっついちゃうから、このままで渡しますね」
というわけで、ズッシリ感がある「オムそば」を両手でいただきました。さて、これをどこに持っていこう。
名古屋競馬場はスタンドの1階が飲食不可。となると、スタンド前のイスに行くか、キッチンカーの周囲にあるベンチに行くか。ちょっと考えて、今回は撮影をするためにスタンド内の記者席に運ばせていただきました。
いやしかし、この焼きそばとの闘いは厳しいかも。味はパンチが効いていて、太めの麺にソースがしっかり絡んでおいしいのは間違いないのですが、量が……(汗)。
というわけで、途中からカメラマンさんに助太刀していただきました。鬼盛りじゃなくて「特盛り」だったら勝てたかな……。
ぜひみなさまも、自分の胃の大きさと当日の体調を考慮して、適切な量を選んでいただきたいと思います。味はバッチリ。個人的にオススメするのは、やはり「鬼盛り」です!








浅野靖典(あさのやすのり)
競馬キャスター・ライターとして活動中。JRAブリーズアップセール、八戸、九州の各競走馬市場にて司会進行を担当。ライターとしては、
・競馬総合チャンネル(netkeiba.com)
・POGの達人
・JRAホームページ
・週刊プレイボーイ
・WEBハロン
などに寄稿している。