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カネミツツイスト


高橋華代子

2026.06.19 (金)

「気になるあの馬はカネミツツイスト」

2024年11月から2025年9月にかけ、浦和の水野貴史厩舎で現役生活を送ったカネミツツイスト。素質は感じさせながらも気性の難しさがあり、全11戦して3着が最高着順でした。

3歳で引退後は埼玉県入間郡毛呂山にあるChill Field Horse Club(チルフィールドホースクラブ)で新たな馬生をスタート。このクラブは、管理馬の休養環境を模索していた水野調教師が、前身のYSKライディングスクールから場所を引き継ぎ、代表を務める奥様とともに設立した場所です。木々に囲まれた静かな環境で、馬たちがゆったり過ごせる空間とのこと。

現在、同クラブにはカネミツツイスト(乗馬名ロク)をはじめ、同厩舎だったタッカーキラリ(乗馬名ハル)、ヤバネが、次の仕事に向けてのリトレーニング中。さらに、会員さんの愛馬たちも入れると11頭の馬が過ごしているそうです。

水野調教師は朝2時から野田トレーニングセンターで管理馬の調教を見守ると、昼には車で1時間ほどの乗馬クラブに移動。浦和競馬場の誘導馬騎乗者だった奥様やインストラクターの皆さんと愛馬たちに乗り、乗馬になるための訓練を行っているそうです。

引退から9か月が経ったカネミツツイストも順調にリトレーニングが進められているそうです「引退後すぐに去勢をしたので、今は気性もだいぶ落ち着きました。競走馬と乗馬では求められる動きが真逆なので、じっくり進めています」と水野調教師。

かわいいエピソードもあり「食欲は旺盛なほうですが、競走馬だった頃は角砂糖などをあげていないので、最初は食べませんでした。乗馬の練習中にご褒美であげているうちに、今ではすっかり慣れて美味しそうに食べていますよ。インストラクターがいつも入れているポッケを自らツンツンして催促しています」と笑顔。

今後については「まだトレーニングは必要ですが、数年後には、うちのインストラクターを乗せて引退競走馬の競技会などに出場できるようになってくれればいいなぁと思っています」と期待を寄せていました。

現在はChill Field Horse Club(チルフィールドホースクラブ)のマスコット的存在となっているカネミツツイスト。多くの愛に包まれながら新たな未来へ一歩ずつ進んでいます。

 なお、水野調教師は自らのXでクラブの様子を綴っています。こちらもチェックしてみてください! 水野調教師のXはこちら

高橋華代子(たかはしかよこ)

元NHK山形放送局キャスター。現在は南関東競馬を中心に取材活動中。
<掲載媒体>
・南関東競馬(南関魂)
・大井競馬
・WEBハロン
・サンケイスポーツ
・馬事通信
・東京馬主ニュース
・川崎競馬馬主協会ニュースなど