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インフォーマー


高橋華代子

2026.07.21 (火)

「気になるあの馬はインフォーマー」

調教中に左足のかかとを骨折して3ヶ月ほどお休みしていた張田昂騎手。今月復帰した際にお話をうかがうと「こういう機会じゃないとなかなか行けないので、リハビリも兼ねて北海道に行ってきました。カジノ(カジノフォンテン、レックススタッドで種牡馬繋養中)にも会えて、また乗りたくなりましたね」と笑顔。

さらに「インフォーマー(白馬牧場)にも会えました。自分のイメージはカジノが強いと思いますが、上のクラスのレースを初めて経験させてくれた馬なんです」と目を細めました。

張田騎手は2013年6月に船橋でデビューし、インフォーマーは同じ年の11月に川崎でデビュー。2015年1月からコンビを組むようになりました。下級クラスだったインフォーマーが最終的にはオープンになり、重賞レースにも出走。その過程をともに歩んできました。乗り味について「いい馬でしたよ。しぶいイメージはありましたが、競馬が上手でした」。

当時はデビューして数年だった張田騎手は「上のクラスの馬に乗せてもらえる機会はなかなかなかったですが、JBCクラシックなどの重賞も乗せてもらいました。重賞でもC3でもみんな勝ちたい気持ちは変わりませんが、よりレースに向けて考えるようになったというか、一筋縄ではいかない厳しさも知りました。プレッシャーやワクワクした気持ち、重賞の雰囲気を初めて教えてもらいました」と懐かしそうに振り返ります。

インフォーマーは2020年4月から高知所属となり、その年で現役を引退。しばらくの間は、にいかっぷホロシリ乗馬クラブで過ごしましたが、2023年9月からは長浜和也オーナーの白馬牧場で過ごしています。時折、高校生や大学生に乗馬を教える役割も担っているそうです。

久しぶりにインフォーマーと会い「相変わらずかわいかったですよ。ひと懐っこくて、たくさんの人たちからかわいがられてきたんだろうなぁと、人を信頼している感じは変わらなかったです」とニッコリ。

写真を見せてもらい、張田騎手の息子さんたちもたわむれながら、久しぶりの対面が優しく穏やかな時間であったことが伝わってきます。「また会いたいです。とても幸せそうだったので、今のままゆっくり過ごしてほしいですね」と相棒の健やかな日々を願っていました。

提供 張田昂騎手

高橋華代子(たかはしかよこ)

元NHK山形放送局キャスター。現在は南関東競馬を中心に取材活動中。
<掲載媒体>
・南関東競馬(南関魂)
・大井競馬
・WEBハロン
・サンケイスポーツ
・馬事通信
・東京馬主ニュース
・川崎競馬馬主協会ニュースなど