金沢競馬場の老舗中の老舗といえるのが、スタンド3階にある「不二家大食堂」。
多彩なメニューは、昔の「百貨店」にあった「お好み大食堂」の雰囲気を感じさせますね。そのなかで目に留まったのが、黒板のいちばん下に書かれていた「ジャンボカツカレー」。
もう完全に気持ちが「カツカレー」になったところで「不二家大食堂」に入りましょう!
すると店内には地元在住の友人が。おでんを注文したんですね。
「僕はいつもコレです」とのことで、お皿に載ったおでんは見た目も香りもいい感じ!
さらに別のテーブルからは、ラーメンのいい香りが漂ってきた……。
でも初志貫徹。ジャンボカツカレーをお願いします!
と店主に注文したところでひと思案。大盛りはプラス100円、の文字が目に入ってしまったのです。
「大盛り……ってどんな感じですか」
と聞いたら「たくさん食べられるかたですか?」と店主がニヤリ。むむむ、これはもしかして?
と少し身構えたものの「馬美味行脚」は大きいサイズがあったらマックスを選ぶのが流儀。大盛りでお願いします!
するとカウンターの奥にある厨房から、油がはねる音が聞こえてきたではないですか。ということは、注文を受けてからトンカツを揚げている?
実際、注文から到着までは7分くらいでした。むかしなつかし銀色のプレートと一緒にソースが置かれたのは「金沢カレー」だからかな。
たしかにその姿は、いわゆる金沢カレーっぽい雰囲気。ひき肉が入っているカレールーは見るからにおいしそう。そして「大盛り」が「デカ盛り」じゃなかったことにひと安心(汗)。
さっそく端からいただくと、すこし塩気を感じるカレールーは私好みで、自宅または関東近辺で食べるカレーとは違う印象。トンカツはもちろんサクサクで、これは完全に「大当たり」。
と満足していたら、神奈川県から来た別の友人が「めっちゃウマそう」と食べたそうな顔をしているではないですか。じゃあどうぞとカツ2個分をプレゼントしたら「これはウマいですねえ。金沢カレーかなあ。関東のとはちょっと違いますよね」という感想。やはり「ご当地カレー」なのかもしれないですね。
不二家大食堂の裏手には、金沢所属騎手の勝負服型のキーホルダーが入ったガチャガチャが設置されています。ガチャを回す際に両替が必要な場合は、不二家大食堂にお声がけを。みなさまもぜひ、階段で3階まで上がって多彩なメニューをご賞味ください。窓から見えるパドックと河北潟もオススメです!








浅野靖典(あさのやすのり)
競馬キャスター・ライターとして活動中。JRAブリーズアップセール、八戸、九州の各競走馬市場にて司会進行を担当。ライターとしては、
・競馬総合チャンネル(netkeiba.com)
・POGの達人
・JRAホームページ
・週刊プレイボーイ
・WEBハロン
などに寄稿している。