馬産地・日高には「名店」と呼ばれるお店がいくつかありまして、門別にある「いずみ食堂」がそのうちのひとつ。ここは提供される、いわゆる「ワイルド系」の蕎麦は、本州ではあまり見ることがありません。
国道沿いにある「本店」は常にお客さんでにぎわっていて、日高自動車道をわざわざ途中で降りて立ち寄る人も多くなっています。
そのお店が門別競馬場に「支店」を出しているのはありがたい限り。どうせ競馬場に行くんだから……。
さっそく「ポラリスドーム」に行ってメニューを見るとアレレ。今まではなかった「ハーフ」ができている!
「そうなんですよ。最近の情勢でどうしても値上げしないと……となってしまいまして。でも値上げすると、競馬場の飲食店にしてはちょっと高いんじゃないかなと考えて、今シーズンの最初はハーフだけにしたんです。麺の量は半分で。そうしたら「物足りない」とか「今までと同じように食べたい」という声が多かったんです」
なるほど、それで「ハーフ」と「レギュラー」の二本立てになったんですね。
私も今までの量のほうがいいかなあ。せっかく北海道まで来たんだから。それに「値段」と言ったって、馬券代に比べれば……ですよ(汗)。
ところで今回の選択は「ブタカレー」。ここでカレー蕎麦を食べたことってなかったなあと思いまして。さっそくいただくと、すこし甘めのカレーの味と、いずみ食堂でおなじみのそばつゆの味が、うまい具合にマッチしていていい感じ!
同行してくれた2名も「冷やし坦々」と「坦々」という、通常のそばつゆにヒネリを加えたメニューを選択。こちらも食べたことがなかったので、スープを味見させていただきました。こちらも味付けのバランスが私好み。2名のうちの1名は「ハーフ」を注文したので、実際の感じもチェックできました。これなら「小腹がすいた」とき、気軽に注文できますね。
ハーフを頼んで、カウンターに置かれている「ごはんもの」と組み合わせるのもいいかも。その「ごはんもの」は、後半のレースになると完売するのが通例です。というわけで、門別競馬場には早めに到着することをオススメします。晴れていれば、日没前後の美しい景色を見ながら名店の味を堪能できますよ!






浅野靖典(あさのやすのり)
競馬キャスター・ライターとして活動中。JRAブリーズアップセール、八戸、九州の各競走馬市場にて司会進行を担当。ライターとしては、
・競馬総合チャンネル(netkeiba.com)
・POGの達人
・JRAホームページ
・週刊プレイボーイ
・WEBハロン
などに寄稿している。