川崎競馬場 ダ2,100m 報知オールスターカップ
2022年1月3日(月)16:35発走
実績豊富なステイヤーに注目
地方全国交流の2100m重賞
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データ分析

辻三蔵が解説 Commentary of Sanzo Tsuji
前回のハイライト
1番人気のタービランスが好位追走から抜け出し完勝。前走の浦和記念で地方馬最先着の4着に好走。2年連続ハナ差2着だったが、3度目の挑戦で勝利をつかんだ。2着は中団から鋭く伸びたマンガン(3番人気)。前年の東京ダービー2着馬が地力を証明。11歳馬サウンドトゥルー(4番人気)が3着。2番人気のストライクイーグルは6着に終わった。
データ分析
1着馬に川崎記念、ダイオライト記念の優先出走権が与えられる地方競馬全国交流重賞。2017年以降、南関東所属馬が5連勝。2021年の優勝馬タービランス(浦和)はその後埼玉新聞栄冠賞を制し、重賞7勝。続く浦和記念では2着と奮闘。ダートグレード競走で最高着順を記録。8歳暮れに本格化を果たした。報知オールスターカップは2019年から出走し、2、2、1着。参戦すれば最有力候補だ。明け10歳のアングライフェンは前走の勝島王冠で3着激走。川崎2100mで2戦2勝のコース巧者。元より、ダート重賞で2着3回の元・中央オープン馬。出走すれば底力に期待だ。ここでは、過去10年の結果から傾向を探っていく(2019年は開催取り止め)。
(1)1番人気は単勝オッズ2.3倍以下
1番人気が7勝、3着3回で勝率70%、3着内率100%。単勝オッズ2.3倍以下は3勝、勝率100%。2021年は単勝オッズ2.3倍の1番人気タービランスが勝利。2019年ハナ差2着(2番人気56キロ)、2020年ハナ差2着(6番人気57キロ)と惜敗続きだったが、埼玉新聞栄冠賞1着、浦和記念4着と実績を積み重ね、58キロで勝利。2021年秋に埼玉新聞栄冠賞を2連覇し、8歳で本格化した。実績に裏付けられた1番人気馬は素直に信頼だ。
成績データ
(2)古豪ステイヤーが活躍
6歳馬が3勝、2着1回、3着1回で勝率17.6%、3着内率29.4%。2018年にディアドムスが1番人気で快勝。2歳時に北海道2歳優駿、全日本2歳優駿を制した交流重賞2勝馬。中央オープンから南関東に転入し、勝島王冠、報知オールスターカップを連勝した。8歳馬が3勝、2着1回、3着1回で勝率9.7%、3着内率16.1%。2020年1着オールブラッシュは2017年に川崎記念(JpnI)を制した。古豪ステイヤーが躍動し、2021年は11歳馬サウンドトゥルーが3着した。
成績データ
(3)実績豊富な58キロが底力発揮
56キロが4勝、2着4回、3着4回で勝率6.5%、3着内率19.4%。2019年は56キロのヤマノファイト、タービランスが1、2着。ヤマノファイトは羽田盃を含む重賞5勝の4歳馬。埼玉新聞栄冠賞2着、浦和記念5着と古馬相手でも好走し、1番人気で勝利した。58キロは3勝、3着3回で勝率20%、3着内率40%。2020年オールブラッシュ、2021年タービランスと2年連続勝利。重賞実績が反映された斤量設定で58キロは地力の証しだ。
成績データ
(4)浦和記念出走馬に注目
前走浦和記念出走馬が3勝、2着1回で勝率25%、3着内率33.3%。2021年1着タービランスは浦和記念で地方馬最先着の4着。2020年1着オールブラッシュは南関東転入初戦の浦和記念(8着)を使い、昇り調子で臨んだ。2019年1着ヤマノファイトも浦和記念で地方馬最先着の5着。中央馬相手の交流重賞で経験を積み、好結果を出した。前走勝島王冠出走組は3勝、2着1回、3着6回で勝率11.5%、3着内率38.5%。勝島王冠で連対すると好走率が上昇する。
成績データ
Profile
辻三蔵 Sanzo Tsuji
1974年広島県生まれ。明治大学卒業後、1998年競馬専門紙『ホースニュース馬』入社。師匠は競馬評論家の井崎脩五郎氏。2008年同紙休刊後、フリーのレーシングライターとして活動中。
※当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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