2022.12.24(土)
中山競馬場 芝 4100m
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オジュウチョウサン
障害界の王者・オジュウチョウサンも11歳。さすがに衰えは隠せず、前走の東京ハイジャンプは2015年の当競走以来、久しぶりに掲示板を外してしまった。とはいえ昨年の当競走も今春の中山グランドジャンプも能力の減退を囁かれながらの快勝。今回はその2戦で負かした相手がほとんどで同程度に走ることができれば4度目の中山大障害優勝は有望だろう。 肝心の状態面だがパートナーの石神深一騎手は「近走の中では一番のデキですね」とキッパリ。「体が減っていた前走と違ってしっかりと調教をやれていますし、この馬らしいうるさい面も出てきました。普通の馬なら高齢になると闘争心が衰えるものですが、今でも僕が振り落とされそうになるくらい。本当に凄い馬です。ラストランになりますが当然1着を狙っています」と石神騎手。有終の美が叶う態勢にある。
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ケンホファヴァルト
一躍同馬の名を知らしめたのが一昨年の当競走だった。中山も障害重賞も未経験だったが終始積極的な立ち回りを見せて最後の直線に入ったところでは後続に3馬身のリードを保ち先頭。ゴール前で力尽き、メイショウダッサイの2着に敗れたものの非凡なセンスを示した。翌年の中山グランドジャンプで再びメイショウダッサイの2着に入り、秋には好メンバーは集った京都ジャンプSで重賞初制覇となった。今春の中山グランドジャンプはそれ以来5ヶ月ぶり。いつもの粘りが見られず4着に終わったが今回は平地を叩いての臨戦。栗東坂路で好時計も出ており、明らかに春以上の気配。本領発揮が叶う。
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ビレッジイーグル
驚かされたのが昨年の中山大障害。J・GI初挑戦ながら積極果敢な逃げを打ち、ブラゾンダムール、オジュウチョウサンらが早めに動く中でも必死の抵抗を見せて5着に粘りこんだ。今年緒戦のペガサスジャンプSでは斤量差があったとはいえ前記中山大障害2着だったブラゾンダムールを抑えての1着。改めて地力強化を印象づけた。本番の中山グランドジャンプはまたしても厳しい展開になったが再度5着に健闘。今回もハナが濃厚。有力馬がけん制し合うようなら怖い1頭になる。 「前々走は夏負けで力を出せませんでしたが、前走はきつい競馬のなかでも頑張ってくれました。成長していることを実感しますし、まだまだ良くなる感触があります。チャンスのある馬に乗せて頂いて僕もいい経験をさせてもらっています。頑張りたいですね」と主戦の大江原圭騎手。
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ゼノヴァース -
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ブラゾンダムール -
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ニシノデイジー -
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マイネルレオーネ
実力馬ホッコーメヴィウスを下したゼノヴァース。勢いはメンバー最上位だが大障害コースは未経験。何より460キロそこそこの馬体。63キロの克服がポイントになりそう。ブラゾンダムールは昨年2着、春の中山グランドジャンプも2着。ともにオジュウの地力に屈したが力も適性も確か。ただ今回は春以来。当日の状態を必ずチェックしたい。ニシノデイジーは逃げ馬を捉えられなかったが初のオープンとすれば上等。鞍上の五十嵐雄祐騎手は「悲観する内容ではなかったですし、平地重賞2勝の実績が示すようにポテンシャルは高いです。伸びしろを含めて大きな期待を持って臨みます」と意欲十分だった。マイネルレオーネは攻め量が前走とは段違い。これなら驚異的な末脚を使った、春の中山グランドジャンプを見直せる。超のつく爆穴はテイエムチューハイ。「やめるところがある馬。過酷な大障害コースで却って真面目に走らないかと期待しているんです」と小野寺祐太騎手。
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