予想情報

レースの見どころ
注目したいのはJBCスプリントからの参戦組。過去5年で(2・2・3・3)と70%以上が3着以内に入線している。ハイレベルのグレードレースで揉まれてきた経験値がここで生きるようだ。また、通算10勝以上を挙げていた馬も好走例が目立ち、過去5年で(3・3・2・3)。18年は該当馬がいなかったため、近4年の3着以内馬12頭中8頭がこれに当てはまる。百戦錬磨の古豪からは目が離さない。一方、割り引きが必要なのは休み明け。18年以降、2カ月以上レース間隔があいていた馬は1度も上位に食い込んでいない。加えて、前走が条件戦だった組も不振。トライアルまがたま賞組は近5年で(0・0・0・8)。定量戦ということで斤量の恩恵を受けられない格下は苦戦を強いられる。
  • 本命
    • 2

      2

      スマイルウィ

    通算15勝を挙げている古豪で、2022年1月から1年足らずの間、12戦すべてで連に絡んでいる超堅実派。さきたま杯は今年のJBCスプリント覇者イグナイターに、テレ玉杯オーバルスプリントはJpnⅠ勝ち馬ドライスタウトに次ぐものだから、2着に敗れたレースでも高く評価できる走りを見せている。現在、南関東古馬陣では最右翼と評しても過言ではない存在であり、守備範囲内の距離で行われる定量戦で取りこぼすシーンは考えにくい。ナイキマドリード(11~12年)、ブルドッグボス(19~20年)に次ぐ3頭目のゴールドカップ連覇達成へ。

  • 対抗
    • 5

      5

      サヨノグローリー

    対戦成績において非常に分が悪かったアマネラクーンを斥け、プラチナカップで重賞初制覇。5歳夏にようやく本格化成ったようだ。大井競馬場ではSⅡ黒潮盃4着があるが、これまで3着以内に入ったのはすべて左回りの競馬場。明らかに余裕残しの体つきだったし、マイルグランプリはここへの叩き台だったと割り切りたい。直前はハードな追い切りを敢行して、型通りの良化をアピール。本来の力を発揮できればいい勝負に持ち込めるだろう。ちなみに、5番枠はこのレースのラッキーナンバー。近5年で3勝2着1回。

  • 単穴
    • 8

      12

      リコーシーウルフ

    近2戦が物足りない結果に終わったものの、馬体重が520kg台とやや太めに映った。中一週のローテーションで浦和への輸送があれば、いい感じに絞れてくるはず。3走前のテレ玉杯オーバルスプリントは他の先行型が速かったため、中団からの競馬を余儀なくされたが、最後まで渋太く脚を伸ばして4着。JRA勢に割って入ったレースぶりは上々だった。あれを再現できれば、南関東同士の一戦で上位争いしても不思議ではない。しかも、当時と同じ大外枠をゲット。ブリンカーを着用しているだけに、揉まれることなくリズム良く運べると、一発があるかも。

  • 連穴
    • 5

      6

      ジャスティン
    • 6

      7

      アマネラクーン
    • 7

      10

      ジョーパイロライト
    • 6

      8

      ティアラフォーカス

    馬場を一周する1400m戦への適性が微妙と考え、印を4番手としたジャスティンだが、メンバー中唯一となるJBCスプリントからの直行組。ダートグレードレース3勝の実績はピカイチで、攻め気配から体調に不安もない。あっさり勝たれても驚けない。アマネラクーンは5カ月ぶりの実戦がどう出るかだけ。サヨノグローリーとの対戦比較からも、力差は感じられない。ジョーパイロライトは前走が条件戦だった点はマイナス。ただ、絶好の追い切りを消化しており、デキの良さで上位浮上もあり得る。スプリント戦向きの印象が強いティアラフォーカスだが、切れ味だけなら互角以上。道中、スムーズに折り合って、一瞬の脚を生かせれば連穴に浮上してくるかも。

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