予想情報

レースの見どころ
長年王者として君臨し続けたオジュウチョウサンの引退後、障害界は混迷を極めている。そのオジュウの引退レースとなった昨年の当レース、今年の中山GJといずれも波乱決着。今年は復活を期す昨年の覇者ニシノデイジーをはじめ、東京JSと阪神JSを制したジューンベロシティ。東京HJを制し、現在3連勝中と勢いに乗るマイネルグロン。京都JSを豪快に差し切ったエコロデュエル。中山GJ3着馬ダイシンクローバーなど実力馬が揃った。全長4100mの過酷な争い。全馬が無事に完走することを祈っている。
  • 本命
    • 1

      1

      エコロデュエル

    前走の京都JSでは三段跳びで大きく外に膨れるロス。一時は最後方付近まで位置取りを下げ、勝負所でも厳しいポジションだったが、最終障害手前から素晴らしい末脚。ほぼ直線だけで差し切ってしまった。レース後に鞍上を振り落とすなど、気性面に危ないところはあるが、持っている脚力は相当なもの。まだ4歳馬でキャリアは今回で6戦目。間違いなく伸びしろは大きい。中山、大障害コース、63キロと初めての経験だらけだが、高いポテンシャルに期待する。

  • 対抗
    • 4

      4

      ジューンベロシティ

    今年の中山GJでは6着に敗れたが、その後の東京JS、阪神JSと重賞を連勝。敗戦を糧に着実に力をつけてきた。前走の東京HJは道悪で進みが悪かったうえに、道中では囲まれて動くに動けず。緩流も災いし、徐々に位置取りを下げて一時は最後方に。それでも外からジワジワと追い上げて、3着とはクビ差。改めて地力の高さを証明する一戦となった。鞍上の西谷誠騎手が当レースを3勝していることも強調材料。巻き返しの可能性は十分にある。

  • 単穴
    • 5

      5

      ダイシンクローバー

    中山新春JSでオープン2勝目を挙げると、ペガサスJS2着、中山GJ3着。続く京都HJで待望の重賞初制覇を飾った。7歳になり、本格化した印象。今秋は8着、4着だが、東京HJは休み明けが響いたようで、京都JSはやや距離不足と敗因は明確。飛越がうまく、距離が延びるのは間違いなくプラスに働くはず。得意の持久力勝負に持ち込めれば、中山GJ3着以上の結果があってもいい。

  • 連穴
    • 7

      9

      ニシノデイジー
    • 3

      3

      マイネルグロン
    • 2

      2

      ビレッジイーグル
    • 8

      11

      マイネルレオーネ

    ニシノデイジーは昨年の覇者。今年は3戦して連対がないが、近2走は不得手な道悪で度外視可能。良馬場で気難しい面を出さなければ、一変があってもいい。マイネルグロンは3連勝中。半年ぶりの東京HJは完調とは言えないなかで2馬身半差の快勝。まさに充実一途。今回はその前走以上のデキ。勢いのまま頂点に駆け上がる可能性も。ビレッジイーグルは当レースで2度の5着。前走は久々の平地で勝利を挙げ、この馬も力をつけている。攻めの動きは目立っており、昨年以上の結果も。11歳馬マイネルレオーネは昨年中山GJ、中山大障害と3着。力の衰えは感じられず、前走を叩いての上積みに期待。

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