予想情報

レースの見どころ
スプリンターズSを勝ち、GⅠウィナーの仲間入りを果たしたママコチャが3カ月の休養を経て参戦。ここも勝ってスプリント界を完全にリードする存在となるか。これに対抗するのはスワンS組。勝ったウイングレイテスト、2着ララクリスティーヌ、3着ロータスランドはもちろん、5着ウインマーベル、6着グレナディアガーズの2頭はGⅠでも好走歴がある実績馬で怖い存在。更にはGⅠでこそ結果は出ていないが好素材のアグリ、一昨年のスプリンターズS勝ちのピクシーナイトも加わり、ママコチャにとって簡単にはいかない一戦となりそう。
  • 本命
    • 6

      12

      ララクリスティーヌ

    今回と同じ舞台の京都牝馬Sを勝ち、昨年は阪神の1400mで行われたスワンSが2着とコース相性がいい。ヴィクトリアマイルは14着とはいえ0秒8差。道中が力み気味だったことを思えば悪くない。8月の関屋記念は酷暑が影響して力を出し切れず。それが示すように10~2月の涼しい時期は10戦5勝、2着3回で連対率80%。前走は久々の外枠からのスタートでもスッと好位を確保。4角から直線にかけて外を回らされた分、勝ち馬にはクビ差届かなかったが復調を示した。中間気配の良さから上積みも見込め、ここも手堅く結果を出してくれるだろう。

  • 対抗
    • 7

      13

      ママコチャ

    スプリンターズSを勝ったことはもちろんだが、距離短縮緒戦で3走前の安土城Sが圧巻。2着の北九州記念も力負けという印象はなく、スプリント能力は相当高い。ただ、同じ1400mの安土城Sでは行きっぷりが良過ぎて抑えるのに苦労していたぐらい。今回はハイペースの1200mを2度経験したあとで、特に前走に関しては早めに進出する競馬。更に飛ばして逃げるような馬が見当たらない1400m戦となれば、折り合いに苦労することも考えられる。全幅の信頼とまではいかない。

  • 単穴
    • 8

      17

      ウイングレイテスト

    昨年の10月にオープン入りしたあとは、不得手な道悪だった小倉大賞典以外はすべて5着以内と堅実。前々走から詰めの甘さ解消のために着用したブリンカーの効果が大きく、京成杯AHは負けはしたが、のちにGⅠで好走を続けるソウルラッシュが相手なので評価できる。スワンSでは10番人気の低評価に反発し、6歳の秋にして重賞初制覇。今回は勝ったあとでマークは厳しくなるかもしれないが、基本的には先行馬が少なく有利な展開に持ち込める可能性は高い。粘り込みを警戒したい。

  • 連穴
    • 5

      10

      グレナディアガーズ
    • 7

      14

      アグリ
    • 8

      15

      ロータスランド
    • 3

      6

      ピクシーナイト

    グレナディアガーズの1400mでの強さは現役屈指。今年は結果が出ていないが、阪急杯はコーナーで外に張るロス。スワンSは出遅れと敗因が明白。力さえ出し切れば巻き返せる。アグリは前2走が横山典騎手騎乗で後方から差す競馬。得意の距離に戻り、ルメール騎手に乗り替わることで、どの位置から競馬するかに注目。立ち回りひとつで勝ち切れる力は持っている。ロータスランドは岩田康騎手騎乗だと、脚をためて鋭い決め手を発揮する。うまく捌けた時が怖い。ピクシーナイトは8着続きでも大きく負けていない。今なら1400mの方がひと押しが利きそう。

提供研究ニュース 石井 大輔

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