レース紹介

年末のファン選抜による古馬重賞として親しまれてきたレースで、1978年に第1回が行われた『ファン選抜サラ系特別』が前身。佐賀競馬場の鳥栖市移転(72年)に深く関わった中島憲義氏の功績を称え、85年に回次も改められ第1回中島記念となった。かつてはB級馬によって争われていたが、2001年からオープン(A級)によるグランプリ的なレースとなった。『ファン選抜サラ系特別』として始まった当初から距離は2000mだったが、16年からは1800mで争われている。このレース最多の9勝を挙げた真島正徳騎手(現調教師)は、キョウワカイザーでの3連覇(16〜18年)や、ウルトラカイザーでは3歳時(11年)と10歳時(18年)に制するという、珍しい記録も達成している。

斎藤 修

コース紹介

佐賀競馬場は1周1100mで、1800mは2コーナー過ぎから発走し、馬場を約1周半。ゴールまでの直線は200m。佐賀は内ラチ沿いの砂が深いため、何頭分か内を空ける傾向があり、距離以上のスタミナを要求される。基本的には逃げ・先行が有利で追い込みは届きにくい。

斎藤 修

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