予想情報

レースの見どころ
毎年恒例となる有馬記念が終わった後に行われる中島記念。記者・ファン選抜によって選定される年末最後のグランプリ重賞。今年はフルゲートの12頭が出走予定で、優勝馬には佐賀記念への出走権利が得られるレースとなる。昨年の優勝馬リュウノシンゲンは休養のため出走できなかったが、ファン投票1位のミスカゴシマ、重賞2連勝中のタガノファジョーロも昨年に続き出走予定。他にはヒストリーメイカーや、短距離重賞で活躍しているロンドンテソーロ、A2格下だが近走強い競馬を見せているイカニカンも登場。今年も好メンバーが顔を揃えており抜けた馬は見当たらず接近戦となる。
  • 本命
    • 7

      9

      ヒストリーメイカー

    今年の1月頃に中央から佐賀へ移籍して来た。佐賀所属となった初戦は姫路の白鷺賞にエントリーし、そのレースでジンギに競り勝って重賞初制覇。佐賀の重賞では好戦するも勝てないが常に堅実に走れている。前走は名古屋遠征後で激走の疲労も多少は残っていただろうしローテーション的にも状態は上向いてくるはず。もうすぐ10歳になるがまだまだ馬はキリッとしていて若いし衰えも感じない。佐賀の中・長距離ではトップクラス存在だし暮れの大一番で佐賀の重賞初制覇となるか。

  • 対抗
    • 8

      11

      ブレイブアモーレ

    門別デビュー馬だが、昨年の10月に佐賀初戦を迎えるとそこで圧勝。その後は徐々に距離を延ばして中距離戦でも大活躍している。佐賀ユースカップ、ロータスクラウン賞を優勝し3歳重賞を2つ制した。まだ古馬相手の重賞は勝っていないが、前走の九州大賞典では最後の直線で不利さえなければあわやという場面。レース経験を積みながら競馬が上手になり、うまくタメも利くようになった。成長著しいし距離もオールマイティーにこなす万能型。前走後はここに狙いを定めて入念に調整され万全のデキに持っていけたし本番が楽しみ。

  • 単穴
    • 5

      6

      タガノファジョーロ

    こちらは昨年の10月に佐賀へ移籍。2走目となる九州大賞典で2着、後の中島記念でも4着と好戦していた。年明けの高齢馬減額で一旦はB級に下がったが賞金を加算して再びオープン入り。7月の佐賀王冠賞を制し、その後は夏休養に出ていたが、復帰戦となる国見岳特別で2着、叩き2走目の九州大賞典では激しい鍔迫り合いの末に競り勝ち2度目の重賞制覇を成し遂げた。長丁場に強いイメージはあるがこの距離でも勝ち星はある。馬込みで窮屈な展開になった時がモタ付くがスムーズな立ち回りができれば重賞3連勝も視界に。

  • 連穴
    • 7

      10

      グローリー
    • 6

      7

      マイネルナイペス
    • 2

      2

      ダイリンウルフ

    上位の一角崩しならグローリーとマイネルナイペスだろう。グローリーは前走の宝満山特別でヒストリーメイカーに勝っているしレース後も入念に調整され非常に状態は良さそう。船橋の岡村健司騎手との初コンビだが気難しいタイプでもないしテン乗りでもあまり不安は感じない。重賞でも通用するレベルまでに成長したし怖い一頭。マイネルナイペスは一線級が揃って相手は強くなるが前走はグローリーを一気に差し切って勝っている。この馬も寒くなって軌道に乗ってきたし侮れない。縦長の隊列で瞬発力を存分に生かせれば長打がある。ダイリンウルフも中間の動きは絶好だしここ目標に順調にきた。折り合いも付くタイプだし1800mも守備範囲だろう。展開がハマれば上位進出の力はある。

提供馬物語 永瀬 将尚

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