レース紹介
金沢競馬の年末最終開催に、2歳奨励馬(石川県馬主協会購買馬)によって争われる準重賞で、距離は1500m。2010年に特別戦として新設され、16年から準重賞に格上げされた。その16年の勝ち馬ヴィーナスアローは3歳になって石川ダービーを制覇。19年の勝ち馬カガノホマレはサラブレッド大賞典を勝利。20年の勝ち馬フューリアスは石川ダービー3着など3歳重賞戦線で活躍。そして21年の勝ち馬スーパーバンタムは、あての木賞から無敗のまま8連勝で金沢二冠や西日本ダービー(園田)を制するなど、金沢デビュー馬の出世レースとなっている。なお22年は降雪の影響で取止めとなった。
斎藤 修
コース紹介
金沢競馬場は1周1200m(右回り)で、1500mコースは、4コーナーから直線に入って間もなくのところにゲートが置かれ、1コーナーまでは300m弱。それゆえ逃げ馬が揃うと先行争いが激しくなりやすい。コーナーを4回通過して、ゴールまでの直線は236m。高低差はなく、フルゲートは12頭。
斎藤 修
