予想情報

レースの見どころ
ダート競走の体系整備に伴い、高知競馬も本年度から計4競走のJRA認定競走を設定。10月下旬に実施された世代最初の重賞・「ネクストスター高知」もその一環で、本レースへ向うまでのローテーションも明確化されている。この金の鞍賞当日は1800Mを舞台とする特別レース「満天星特別」も行われる為、有力馬が分散される嫌いもあるのだが、それでもスピード能力の高い馬は、よりこちらに集まった印象。昨年レースレコードで圧勝したユメノホノオに続くスターホース誕生にも大いに期待したい。
  • 本命
    • 2

      2

      プリフロオールイン

    デビュー戦こそ僚友ウオタカに敗れたものの、距離を延ばしてから3連勝。前走のネクストスター高知では素質と勢いを買われて単勝1.3倍の圧倒的支持。正攻法で後続とのセーフティリードを保ったままVロードを駆け抜けた。その後は登録のあった兵庫ジュニアグランプリを辞退し、短期放牧を経てここを目標に調整。かつてはフリビオン、アルネゴーといったのちの重賞複数勝ち馬に、昨年の覇者ユメノホノオが礎を築いた出世レース。今年もスターホースの資格を持つ同馬が、2つめのタイトル奪取へ突き進む。

  • 対抗
    • 7

      9

      バウンティキャット

    母はダート短距離で4勝をマークしており、同馬が初仔。その優れたスピードを受け継ぎ、デビュー前から評判も高かった馬。新馬戦、2戦目いずれも好発から一気に後続との差をつけ、800メートル戦をいずれも49秒台の好タイムで連勝。その後は休養を挟み、今月10日に実戦復帰。距離変わりも重なってレース振りが注目されたが、リズム良くハナを主張し、2着馬が内から迫った後も二の脚で突き離してみせた。馬体面からも夏より成長が窺え、僚友プリフロオールインと共に主力形成が濃厚な一頭。こちらは無敗での戴冠に期待がかかる。

  • 単穴
    • 5

      5

      リケアサブル

    門別でのデビュー戦を勝ち上がり、その後拠点を高知に。持続力型というよりは使える脚が限られるキレ味特化型で、当地では今後も1300~1400メートルが主戦場になりそうなタイプ。当地での近3戦は準重賞、重賞の舞台でいずれも上位入線。前走のネクストスター高知は勝ち馬こそ強すぎたが、ロスを最小限に抑える巧みな立ち回りで2着を死守した。半兄に先月リステッドでレコード勝ちしたワールドタキオンがいて、血の勢いからも飛躍の余地は十分。ミニ放牧で英気を養い、再び強敵に真っ向勝負を挑む。

  • 連穴
    • 7

      10

      ホーリーバローズ
    • 6

      7

      イッセーノーデ
    • 5

      6

      シシノブレイブ
    • 1

      1

      ショウナンサクレツ

    ホーリーバローズはここまで計5戦中4戦で上がり最速を計時。三走前が大外一気の差し切りに対し、前走は終始内々からの進出。バリエーションのある戦法と、一戦毎の成長度はここでも脅威となる。イッセーノーデは準重賞の舞台で4着が最高位も、タフな馬場に耐えうる地力は身に付けてきた印象。前走も早仕掛けが最後に響いただけで、内容は勝ち馬とも互角に映った。シシノブレイブはネクストスター高知の3着馬。ここまでのレース振りから1400メートルが最も適条件と言えるかもしれない。ショウナンサクレツは試金石の一戦になるが、絶望的な手応えから勝ち切った前走から、まだまだ奥がありそう。

提供福ちゃん 山﨑 伸浩

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