レース紹介

日本でもっとも遅い時期に行われる“ダービー”。1972年に『ばんえい優駿』として始まり、94年から『ばんえいダービー』。かつては春の3歳一冠目だったが、秋開催(9月下旬から10月上旬)となった96年からは二冠目となり、クリスマス前後まで繰り下げられた2005年からは三冠目となった。一冠目のばんえい大賞典、二冠目のばんえい菊花賞が格付別定重量で争われるのに対して、ばんえいグレードBG1の本競走は定量戦となっており、馬の実力・格付どおりに決まりやすい。帯広市単独開催となった07年以降、3歳三冠馬は19年メムロボブサップが唯一。19年からは12月29日に固定されている。

斎藤 修

コース紹介

ばんえい競馬は、途中2つの障害(山)がある200mのセパレートコースで争われる。第1障害は高さ1m、第2障害は1.6m。またゴール前には砂を厚くした“砂障害”がある。冬期間(おおむね11月中旬から3月上旬)は凍結防止のためコースに埋め込まれたヒーティングシステムが稼働し、その時期は砂障害が撤去される。ゴールは馬の鼻先ではなく、ソリの後端がゴール線を通過してゴールインとなる。フルゲートは10頭。

斎藤 修

競馬プレミアムウィークを楽しもう!!

TOP