予想情報

レースの見どころ
ばんえい3歳三冠最終戦。帯広競馬単独開催になってからの3歳三冠馬はメムロボブサップのただ1頭。今季はマルホンリョウユウが偉業に挑戦する。2歳時は若さが目立ち、レースぶりにムラがあったが、今シーズンは持てる力を存分に発揮し、危なげなく二冠を達成。目標に向けて順調に調整されており、久々でも仕上がりは万全。定量戦のここは順当に決めてくれるだろう。一冠目ばんえい大賞典、二冠目のばんえい菊花賞ともに1着から4着まで同一馬で同一着順。力量的にもはっきりとした組み合わせ。波乱は考えづらい。
  • 本命
    • 8

      9

      マルホンリョウユウ

    昨年度は若さが目立ち、出足や折り合い面に課題があったが、今シーズンは気性の成長にともない課題を修正し、安定して力を発揮できるようになった。一冠目のばんえい大賞典で初重賞制覇を成し遂げ、ハンデを課せられた二冠目のばんえい菊花賞では2着以下を15秒以上引き離しての完勝劇。あの勝ちっぷりを見せられると定量条件のここでは逆らいづらい。久々の実戦だが、走路練習では軽量とはいえ、素軽い動きを披露しており、仕上がりは文句なし。メムロボブサップ以来、ばんえい十勝史上2頭目の3歳三冠制覇へ。

  • 対抗
    • 7

      7

      ホクセイタイヨウ

    ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞でともに2着とあと一歩のところで初重賞制覇を逃しているが、今季はここまで14戦して馬券圏外は2度だけ。掲示板は1度も外しておらず、安定感抜群。A2クラス昇級後2・1着と格上相手に互角の走りを続けており、更に力をつけた印象がある。増量されるとはいえ、前走から20キロ加増の730キロなら対応は可能。定量条件でマルホンリョウユウとは同斤量になるだけに、菊花賞の着差からも逆転までは難しいが、相手筆頭はこの馬だろう。

  • 単穴
    • 8

      10

      スーパーチヨコ

    前走は差し届かずの2着に敗れて久々の重賞制覇ならなかったが、障害ひと腰。直線でも甘さを見せることなく、最後まで歩けていたし、内容は良かった。ばんえい菊花賞は9着とはいえ、直線で転倒するまでは2着争いに加われていたし、牡馬相手でもヒケを取らない力を持っている。端コースにも不安はないし、脚抜きのいい馬場なら710キロの荷物にも対応できる。重賞後でも疲れはなく、好調を維持している。軽視は禁物。

  • 連穴
    • 1

      1

      キタノミネ
    • 5

      5

      タカラキングダム

    キタノミネは二冠ともに4着だが、ばんえい大賞典は折り合いを欠き障害へ直行する形。ばんえい菊花賞では障害で膝折りとスムーズさを欠く内容だけに、巻き返しの余地はある。除外明けを叩かれて体調は上昇。前残りに注意したい。タカラキングダムは障害での手間取りが目立ち、本来の走りができずに今季ここまで1勝止まり。昨年度のナナカマド賞馬だけに、世代限定では力上位。前走は久々に障害をふた腰と復調気配が窺えるし、スムーズなら勝ち負けに加わっても不思議はない。

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