予想情報

レースの見どころ
東海公営の古馬戦線を締めくくる大一番・第52回東海ゴールドカップ。このレースは他地区からの遠征がないぶん、笠松・名古屋の馬たちにとって高額賞金ゲットの絶好のチャンス。それだけに各陣営とも気合が入るところだが、近況の笠松VS名古屋の力関係を見ると重賞戦線で長らく笠松勢が勝てていない事実もあって、圧倒的に名古屋勢の方が優勢。となると、前走はやや仕掛けが遅れたぶん3着に甘んじたアルバーシャや3走前に笠松の2組で5馬身差の圧勝を演じたハディアに注目したくなる。とはいえ、転入初戦の前走で中央3勝馬らしい地力を発揮したナリタブレード、長らく笠松の大将格として君臨してきたウインハピネス、中央移籍で底力をつけてきたイイネイイネイイネ、折り合い次第で一発があるストームドッグなど笠松勢も多士済々で、目が離せない一戦となりそうだ。
  • 本命
    • 5

      6

      ナリタブレード

    中央3勝の実力馬。今年1月に3勝クラスで5着の後は長らく休養に入り、10月に復帰して0秒8差の12着。これをひと叩きして前走から笠松へ移籍してきたが、中央ではすべて芝を使われてきた馬で初ダートがどうかと思われたが、中団やや後ろを追走して、向正面から早めにインをついて3馬身差の快勝。馬っぷりにも力強さがあってダートは問題ないどころか、高い適性がある走りを見せてくれた。直前にサッと流した動きもまずまずで、前走好走の反動は全く見られないだけに、重賞のここでも期待感は高まる。

  • 対抗
    • 7

      10

      ウインハピネス

    2年前のこのレースの勝ち馬。これを含めて1900mでは9戦5勝、2着2回、3着2回。まだ一度も馬券から外れていないように、抜群の距離相性を誇っている。今年は3月マーチカップで2着の後、苦手な夏場を避ける意味もあって10月まで休養していたが、復帰後はオープンを連勝。今回は11月8日以来の競馬になるが「年齢的に回復が遅くなっているので前哨戦を使わなかっただけ」と、馬に合わせた仕上げで、中間もしっかり乗り込めている。笠松の大将格として長らくトップを張ってきた意地を見せてくれそう。

  • 単穴
    • 4

      4

      アルバーシャ

    中央2勝クラスから8月に名古屋へ転入。中央ではほとんど芝で使われてきたが、中央最終戦ではダートで7着。転入後はオープン2勝を含む3連勝の後、金沢・北國王冠4着、前走の東海ゴールドカップトライアルで3着と力のあるところを見せている。とくに前走は勝負どころで仕掛けのタイミングを逸した場面があり、そのぶん遅れてしまった印象。スムーズな競馬ができていれば、ここに出走の勝ち馬・ナリタブレードとの1秒0差は十分に逆転可能な脚は見せてくれた。直前の追い切りでは併せ馬で楽々と先着しており、体調は引き続きよさそう。

  • 連穴
    • 6

      7

      イイネイイネイイネ
    • 7

      9

      ストームドッグ
    • 8

      12

      ハディア

    イイネイイネイイネは駿蹄賞とダービーで2着、岐阜金賞3着と勝てはしなかったが、昨年の3歳3冠戦線で活躍した素質馬。今年5月からは中央3勝クラスで走って、7着が最高だが、それなりの競馬はできていた。中央で地力をつけた成果をここで見せたい。ストームドッグは4月に笠松へ移籍後はオープンでコンスタントに活躍。飛山濃水杯、サマーカップでそれぞれ3着と重賞クラスの実力の持ち主。掛かり気味に行くタイプだが1800mでも勝ち鞍があり、リズムよく運べさえすれば距離はこなせる。ハディアは中央では平地と障害で1勝ずつ。その後は高知で5勝を挙げ、船橋を経て名古屋へ。転入初戦で地元のA級2組、2走目で笠松のA級2組、そして地元のオープンと3連勝。前走は6着だったが、実力は証明済みだけに軽視は禁物。

提供競馬エース 竹中 嘉康

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