予想情報

レースの見どころ
四市重賞(旭川記念、岩見沢記念、北見記念、帯広記念)の中で、唯一BG1に格付けされているレース。900キロを超える高重量戦だが、帯広単独開催になってからは走路の砂摩耗が激しく、時計が出やすい状態で過去2年は2分30秒を切る決着が続いている。今季は第10回開催後~第14回開催後にかけて発走地点から第2障害手前までの砂を入れ替えたとはいえ、徐々に馬場の脚抜けは良くなっており、時計がかかることはなさそう。注目は重賞戦線を引っ張ってきた明け8歳世代。その中でもやはり、今季重賞3勝を挙げているメムロボブサップが最有力。
  • 本命
    • 4

      4

      メムロボブサップ

    今季最初の重賞ばんえい十勝オッズパーク杯では障害で手間取り8着に敗れたが、その後は北斗賞、旭川記念、ばんえいグランプリの重賞3勝を含む6連勝。北見記念は2着とはいえ、アオノブラックとは20キロの斤量差があったし、着差を考えれば負けて強しの内容。帯広記念初挑戦の一昨年は9着。昨年は2着とまだ手にしていないタイトル。今季もハンデを課せられるが、力を考えれば克服可能。ここ目標に調整されており、仕上がりに関しては文句のない状態。首位期待。

  • 対抗
    • 7

      7

      アオノブラック

    今季から金田利貴騎手と新たにコンビを組むことになった。ばんえい十勝オッズパーク杯3着、旭川記念2着、ばんえいグランプリでは5着と春先から夏場にかけての重賞では結果を出せなかったが、メムロボブサップ不在とはいえ、岩見沢記念で今季初重賞制覇を達成し、続く北見記念ではライバルに競り勝ち重賞連勝を決めた。前走2着も、ここに向けての叩き台だったことを思えばレースぶりは良かった。昨年同様に今季も斤量差があるし、連覇のチャンスは十分にある。

  • 単穴
    • 5

      5

      コマサンブラック

    今シーズは精彩を欠いてひと息の結果が続いたが、前々走の特別条件で今季初勝利。平場でオープン2番手相手とはいえ、前走も快勝とここにきてようやく復調し、本来の走りができるようになった。切れ味勝負では分が悪いだけに、高重量戦で少しでも時計がかかるのは歓迎材料。昨年の3着馬でこの中に入ってもヒケを取らない力を持っている。中間の動きはさらに良化。状態の方は確実に上昇しており、仕上がり上々。持ち味である登坂力と持久力を生かせるようなら上位進出が可能な条件。軽くは扱えない。

  • 連穴
    • 8

      8

      コマサンエース
    • 6

      6

      メジロゴーリキ
    • 8

      9

      コウテイ

    コマサンエースは平場の前走は不向きな展開。それでも障害へ直行を仕掛けて2着と踏ん張った。速い脚を欠くだけに、斤量増加はプラス。今季は旭川記念、岩見沢記念でともに3着があり、この相手でも見劣ることはない。メジロゴーリキは今季14戦して未勝利だが、ばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞、岩見沢記念、ドリームエイジカップで2着と重賞では差のない走り。増量されるが、息が入る流れなら対応可能。コウテイは夏負けの影響で精彩を欠いていたが、近走は減らしていた馬体も回復し、復調気配が窺える。高重量戦の登坂力勝負は得意している。注意したい。

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