予想情報

レースの見どころ
正月恒例のハンデ重賞。昨年は最軽52キロのアキュートガールが2番手から4角先頭、見事に押し切ったが、その前年まで4連覇の偉業を達成したエイシンニシパは57、58、57.5、57.5キロでの勝利、更に遡ればニシノイーグル58キロ、ホクザンフィールド59キロと斤量を背負った馬の台頭が目立つ。今年のハンデ頭はアラジンバローズの58キロ、次いでツムタイザンの57.5キロ。いずれも充実一途、完成されているだけにそう簡単に軽量馬の浮上を許さないような気がするが…。抜群の追い切りを決めたあとに不安発生、サンビュートがリタイアなったことは残念だが、2024の幕開けに相応しい好バトルになること必至。
  • 本命
    • 5

      5

      ツムタイザン

    デビューから3連勝、直後にJRAとの交流重賞で土が付くも続く園田ジュニアカップを制して2歳王者に輝く。ただ代償も大きく屈腱炎発症でそこから1年以上のブランク。しかし、しかし、能力は相当なもので所属を今の木村厩舎に移しての3走目でキッチリ結果を出す。このときB1級、完全に以前の走りを取り戻してからは着実に階段を駆け上がり今年8月の摂津盃で2年8カ月ぶり重賞制覇。前走金盃は外に振られる不利で目イチに追えず終いの頭負け。あれがなければ楽に突き抜けていた。

  • 対抗
    • 8

      11

      アラジンバローズ

    JRA新馬戦は芝3着、ここで早々と芝よりもダートと判断させたのだろうか、2戦目からはダートオンリーで順調に勝ち星を積み重ね最終的にJRA4勝で地方転出。これが昨年の8月、そのままJRAに在籍していたとしてももっともっと稼げていたであろう。兵庫籍初戦となった9月の佐賀・鳥栖大賞でアッサリと力の違いを見せつけると次は名古屋・東海菊花賞、ここも圧勝かと思いきや多少重めが影響して②着。それでも能力は高いことは明らかで園田初登場となった前走が余裕綽々の抜け出し。

  • 単穴
    • 6

      7

      ナムラタタ

    22年の12月に兵庫県転入だから丁度1年の間に5勝。いきなりのB1級連勝も見事な内容だったが、特筆すべきは昨夏3連続の重賞挑戦。結果は5・4・5着ともうひと伸びがなかったわけだが、馬体細化なったりでコンディション調整が難しいなかでこの着順は高く評価していいはず。更には前走のJRA交流戦が着差以上の圧巻の勝ち振り。距離の長短はまったく気にならないし、鞍上がアクションを起こせばすぐに反応のレース巧者。追い切りも上がり重点シッカリ伸びたし、2強に割って入る最有力馬。

  • 連穴
    • 3

      3

      アキュートガール
    • 2

      2

      トリプルスリル

    アキュートガールの前走は4カ月ぶり、しかも転厩初戦。幾ら冬場好走型とはいえ、そう甘くはないと見ていたのだが、これが3着ラッキードリームに頭差まで迫る追い上げ。見直したというか流石。あの走りは素直に評価すべきだろう。スタートが決まれば前にも行ける、連覇狙いで積極策に出るか。トリプルスリルも前走は2カ月半の短期リフレッシュ明け。その分で発馬が甘くなったが、後半シッカリと脚を使って3着。このとき勝ったアラジンとは2キロの斤量差、今回その差は4キロになったことで大逆転の可能性。

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