予想情報

レースの見どころ
中央競馬の正月開催を飾る名物ハンデ重賞。歴代の優勝馬には07年シャドウゲイト、15年ラブリーデイ、19年ウインブライトなど後のGI勝ち馬もおり、今後の古馬中距離戦線を占う意味でも重要な一戦。今年は昨年の京都記念でドウデュースの2着に好走したマテンロウレオや、例年素質馬が揃うフローラSを制したゴールデンハインドなど4~9歳馬まで個性的な面々がエントリー。ちなみに、「辰年」の中山金杯は00年ジョービッグバン、12年フェデラリストと5歳牡馬が連勝している。
  • 本命
    • 2

      3

      リカンカブール

    昨年末から中山の芝は時計が速い。有馬記念の決着時計2分30秒9は直近10年で2番目に速く、ホープフルSの勝ち時計もG1昇格後では最も速かった。冬場の中山の芝というとタフな印象を受けるが、今年は例年と違うイメージで予想するのが適切だろう。同様に時計の速い開催だったのが、リスグラシューが有馬記念を制した2019年。翌年の中山金杯は小倉記念をレコードで制した実績があったトリオンフが勝利したように、高速決着に強い馬が狙い目と見た。リカンカブールも同じ小倉芝2000m戦を1分57秒6の速い時計で勝利。今の馬場がドンピシャにハマりそう。稽古ではしっかり負荷を掛けており、体質強化が窺える点も好材料だ。

  • 対抗
    • 2

      4

      エピファニー

    2走前のケフェウスSの勝ち時計1分57秒2は、ジャックドールが制した昨年のG1大阪杯よりも0秒2速く、この馬も高速決着に強いタイプと言えるだろう。前走のチャレンジCもハイレベルなメンバーを相手に4着と健闘。ハンデG3なら能力上位の存在だ。ただ、折り合い面に難しいところがある点が少々ネック。今まで主戦を務めてきたルメール騎手から、当日がJRA初騎乗となるピーヒュレク騎手への乗り替わりがどう出るか。そこが結果を左右する最大のポイントになるだろう。

  • 単穴
    • 5

      9

      サクラトゥジュール

    1分44秒7の好時計で勝利した昨年のメイSが秀逸。前走の関屋記念は6着と敗れたが、最後は上がり3ハロン32秒台の鬼脚を使っており、決して悲観する内容ではなかった。気性的にフレッシュな状態の方が良いタイプだけに、休み明けの今回が狙い目と見た。芝2000m戦を使うのは久しぶりだが、過去に2勝を挙げているように問題はないだろう。堀宣行厩舎の管理馬らしく、短期免許の外国人ジョッキーが騎乗した時は通算②②①①着と連対を外していない点も強調材料だ。

  • 連穴
    • 5

      10

      マテンロウレオ
    • 4

      8

      ボーンディスウェイ
    • 8

      17

      エミュー
    • 4

      7

      ククナ

    マテンロウレオは昨年の京都記念でドウデュースの2着と実績最右翼。トップハンデを背負うが、軽視はできないだろう。ボーンディスウェイは一昨年の弥生賞ディープインパクト記念で、アスクビクターモア、ドウデュースに次ぐ3着に好走した実力馬。前走も着差以上に強い内容だった。エミューは小柄な牝馬なので、間隔を開けた方が良いタイプ。昨年春にフラワーCを勝利した中山コースも歓迎だ。ククナのエリザベス女王杯は枠順に泣いた印象。昨夏に七夕賞2着と牡馬相手でもやれる力はある。

提供勝馬 後藤 大和

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