Vol.01 宮下瞳騎手(名古屋競馬)

みなさん、こんにちは。
競馬リポーターの大恵（おおえ）陽子です。

今日から毎週金曜日、女性騎手の話題をリポートしていく予定です。
華やかなだけじゃない女性騎手の魅力や日々の奮闘をお伝えしていければと思います。

初回はママさんジョッキーとしてもお馴染みの宮下瞳騎手（愛知）の話題から！

2011年に一度引退し、16年に復帰した際、ママさんならではのトレーニング法を取り入れていた宮下騎手。

「妊娠で筋肉が落ちちゃったので、毎日走ったり泳いだり、当時、１歳くらいだった次男をおんぶしてスクワットもして鍛えました。もう今は大きくなってできないですけどね（笑）。復帰する時は“赤ちゃん”って感じだった次男もこの春から小学生！お兄ちゃんになりました」

この「子供をおんぶしてスクワット」というエピソードには、同じママさんジョッキーのリサ・オールプレス騎手（ニュージーランド）も「Really？」と目を丸くしていました。

そして、「子供をおんぶしてスクワットはしたことがないけど、育児だけでもかなりのトレーニングになりますね」とオールプレス騎手。

宮下騎手は育児も最大限に生かしてトレーニングに変えていたんですね。

今週10日には重賞・梅見月杯（名古屋）でポルタディソーニに騎乗し、2着。
地方全国交流のレースで逃げて残り200m付近まで粘りました。

「惜しい！けど、がんばってくれましたね。負けましたけど、前走の勝利がフロックじゃないって示せてよかったです。最近は気が抜けていたので、前走からチークピーシズを着用したのが効いたかなと思います。これで活気を取り戻してくれたらって思います」

ポルタディソーニはもちろん、昨年、国内女性騎手として初めて年間100勝を達成した宮下騎手の活躍にこれからも期待です。