Vol.14 佐々木世麗騎手(園田･姫路競馬)

とある日曜日。
同期の勝負服がプリントされたジャンパーを着て、早朝から調教に励む佐々木世麗騎手(園田・姫路競馬)の姿がありました。

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4月13日に園田競馬場でデビューし、翌日のメインレースでワシヅカミに騎乗して初勝利を挙げるなど、ここまで6勝を挙げる佐々木騎手。

所属するのは園田・姫路競馬リーディングの新子雅司厩舎で、日々の調教では自厩舎だけでなく写真に写っている田中一巧厩舎(写真中)や南弘樹厩舎(写真右)などの調教にも励みます。

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この日、調教を終えて向かったのは木馬。
実は佐々木騎手をはじめ大山龍太郎騎手、長尾翼玖騎手がデビューするのに合わせて主催者、馬主会、騎手会、調教師会が協力し、共有スペースに木馬を迎え入れることができました。

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元ジョッキーでもある師匠から直々に指導を受けながら、騎乗姿勢の確認やムチの打ち方、そして全力で追い続けるタイムトライアルなどトレーニングを行いました。


デビュー前から、園田・姫路競馬の元厩務員が主宰するジムでパーソナルトレーニングを受けていた佐々木騎手ですが、実際にデビューを迎えて「筋力不足をすごく感じます。技術もそうですけど、『全然足りないな』ってデビュー初日に実感しました」と悔しがります。

とはいえ、デビューからまだ1カ月が経ったばかり。

「自分自身に弱いところはありますが、ゲートが巧く、根性があるとみんな言ってくれます」と新子調教師。

大きな可能性を秘め、これからどんどんステップアップしていく様子に注目していきたいと思います。

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