女性騎手たちと親交のある、
競馬リポーターの大恵陽子さんが、
彼女たちの日々の様子や
最新ニュースなどを
発信していきます。
(毎週金曜 更新予定)

COLUMN

Vol.18 日焼け止め事情

西日本では梅雨のはずが、30℃を超える日々が続いています。
みなさん、急な暑さで体調など崩されていませんか?

毎年、ゴールデンウィーク前から日差しの強さを特に感じるのが名古屋競馬場。
他の競馬場に比べて白い砂が使われているとあって、南国のビーチにいるかのような強い日差しを感じます。

今年も例に漏れず、4月下旬の快晴の日、木之前葵騎手(名古屋競馬)はパドックに向かうため屋外に一歩出るなり

「眩しい!」

と思わず手で日差しを遮りました。



宮下瞳騎手(名古屋競馬)も

「照り返しがすごいので、暗めのゴーグルを着けます」

と日差し対策。
(宮下騎手は落馬負傷のため現在療養中ですが、すでに調教騎乗を再開しました)

こうなると日焼けもしやすくて、女性騎手の間ではたびたび日焼け対策が話題に上がります。

「その日焼け止めって効果どう?」
「汗で落ちない?」

と、調教やレースで長時間、太陽の下にいて、かつ汗をかいても紫外線からお肌を守ってくれるものをそれぞれ探し求めているようです。
「日焼けしてヘルメットの形がついちゃった」という夏もあるようで、日焼け止め選びは真剣になります。

木之前騎手は

「マスクで肌荒れしちゃって、日焼け止めでも荒れちゃうんです」

と昨年は対策に困っていたのですが、日焼け止めを肌に優しいタイプに変えて、今のところは大丈夫なよう。
レースでは砂がたくさん顔にかかって、普段から肌荒れするジョッキーもいるようで、ジョッキーならではのお悩みとも言えます。

また、日焼け止め同様、「汗をかいても落ちないでほしい」と願うのはファンデーション。

このあたり、完全にガールズトークで男性読者には申し訳ないのですが、化粧品の口コミサイトが絶大な人気を誇るように、こういった商品は実際に使った人のリアルな声がとても参考になるのです。

で、女性騎手同士のネットワークやレディスヴィクトリーラウンド(LVR)での情報交換の結果、多くの女性騎手がとある海外ブランドのリキッドファンデーションを愛用するようになりました。

「汗をかく時にはコレ!」

というお助けマンで、私も数年前、真夏の汗にも強いファンデーションを探していたら宮下瞳騎手も岩永千明騎手も別府真衣騎手も木之前葵騎手も、みんな口を揃えてそのファンデーションを教えてくれたのでした。

そのブランドの商品ページを見ると、たしかに「24時間くずれにくいストレスフリーの肌へ」と書いてあるのですが、女性騎手からの口コミを聞いていなければ、この商品は素通りしていたかもしれません。

女子のネットワーク、すごいです!

  • 大恵 陽子競馬ファン歴25年 女性競馬リポーター

    グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」ウェストアタッカー(ゲスト)、 「地方競馬中継」コメンテーターなど競馬番組出演や、イベント MC、コラム執筆などで活躍中。

  • 大恵 陽子
    競馬ファン歴25年
    女性競馬リポーター

  • グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」ウェストアタッカー(ゲスト)、 「地方競馬中継」コメンテーターなど競馬番組出演や、イベント MC、コラム執筆などで活躍中。