Vol.25 指先のおしゃれ！騎手たちのネイル

「ネイルをすると、すごく気分転換になるんです」

とよく話しているのは、先日、第2回競馬功績者表彰(農林水産大臣賞)を受賞した宮下瞳騎手(名古屋競馬)。

先月はこんな風に、勝負服にも使われているピンクを使ったデザインのネイルでした。

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「え！ジョッキーってネイルするの？」

というリアクションをたまに受けるのですが、ネイルをしている人たちは結構多いのです。


これはレディスヴィクトリーラウンドで初めてばんえいエキシビションが行なわれた時の写真。
宮下騎手と別府真衣騎手(高知)と私と、「そのネイル、かわいい～！」とお互いのデザインにきゃっきゃはしゃぎながら撮った1枚です。
(色合いが分かりづらくてすみません)

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ドラッグストアなどで売られている「マニキュア」という、塗って自然乾燥させるタイプだと、指先に力を入れたり細かい作業をしているうちにすぐ剥がれてしまうのですが、最近の主流は「ジェルネイル」。

ネイルをするジョッキーたちもほとんどがネイルサロンで「ジェルネイル」をしてもらっていて、こちらは専用の機械で紫外線を当ててネイルをしっかり固めるため、1カ月以上は剥がれたり欠けたりすることなく過ごせるのです。

個人的には、ジェルネイルをしている方が爪が強化されている感じがして、パッチパチとキーボードを強く打ったり、シールを剥がしたりできます。

とはいえ、ジョッキーたちは手綱を握る時など日常生活の比ではないくらいグッと指先にも力を入れるからか

「かなり分厚くネイルを塗ってもらわないと、すぐに剥がれちゃうんです。
手綱の持ち方の癖かな？」

と話すジョッキーがいたり、ネイルをすると逆に爪が弱くなるというジョッキーも。
このあたりは個人差がかなりあるようです。