女性騎手たちと親交のある、
競馬リポーターの大恵陽子さんが、
彼女たちの日々の様子や
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(毎週金曜 更新予定)

COLUMN

Vol.28 念願のヘビ、飼いました


はじめに。
タイトルからお察しいただいているかと思いますが、爬虫類が苦手な方は、ここでそっとページを閉じる方がいいかもしれません。
そうなんです、今回はヘビが登場します!
(個人的にワクワク♪)

飼っているのは中島良美騎手(浦和)。

「子供の頃からずっとヘビを飼いたいと思っていて、『一人暮らしだし、飼える!』と思って」

と1年ほど前に飼い始めました。

ボールパイソンという品種の1~2才くらいの男の子。

「シャイで怖がりなんです。ビックリすると、すぐにボールのように丸まるから、『ボールパイソン』という名前が付いたそうです」

中島騎手の手の上で丸くなっているのは、そんな理由からなんですね。



ヘビって強暴なイメージがありましたが、シャイな一面があるなんて聞くと、ちょっと身近に感じちゃいます。
しかも、よーく見てみると、目が大きくて可愛いんです。
ほら!



中島騎手がボールパイソンを飼おうと思ったきっかけも

「ヘビの中でも目がクリクリしていて可愛いからです。
飼いやすい品種でもあって、この子はすごく大人しいです」

名前は「グレン」。

人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」の登場人物が名前の由来。
ゾンビが大発生し、彼らに噛まれた人間もゾンビに転化・急増していく中、数少ない残された人間たちが力を合わせ、時に敵対しながら生き延びていくというドラマで、アメリカで10年以上続く人気作です。

「一番の推しはダリルなんですけど、グレンの死が衝撃的で、この子に『グレン』と名付けました」

分かります、ちょっと不器用だけど誠実なグレンが死んだ衝撃は大きくて、私もしばらくドラマから遠ざかってしまったほど。

中島騎手は他にブラックハウススネークという真っ黒で少し細いヘビの「ボン」と、トカゲの「ベロ」を飼っているのですが、その名前の由来も

「映画『Diner』で主演の藤原竜也さんが演じていた『ボンベロ』からとりました。1匹に『ボンベロ』と名付けてもよかったんですけど、ボンとベロを同時期に飼い始めたので、分けました」

といいます。

私も子どもの頃、図鑑でヘビの飼い方を読みながら「飼ってみたいな~」と思っていましたが実現せず、大人になった今は触れるかどうかも怪しい状況。

中島騎手は子どもの頃からの夢を実行に移して叶えて、すごいなぁと尊敬します。

最後に、「グレンのここが一番可愛い!と感じる瞬間は?」と聞くと

「どの瞬間も可愛いです。
写真を撮っている時も、可愛いなぁ~と思ってずっと見ていました」

と嬉しそうに教えてくれました。



夜行性なのか、中島騎手が起きている時に動くことは少ないようですが、休んでいる姿を見るのも可愛いでしょうね。

  • 大恵 陽子競馬ファン歴25年 女性競馬リポーター

    グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」ウェストアタッカー(ゲスト)、 「地方競馬中継」コメンテーターなど競馬番組出演や、イベント MC、コラム執筆などで活躍中。

  • 大恵 陽子
    競馬ファン歴25年
    女性競馬リポーター

  • グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」ウェストアタッカー(ゲスト)、 「地方競馬中継」コメンテーターなど競馬番組出演や、イベント MC、コラム執筆などで活躍中。