競馬プレミアムウィーク 注目のレース分析

2019年12月31日 開催 笠松競馬場

第48回
東海ゴールドカップ

レースのみどころ

名馬・名手の里である笠松競馬の一年を締めくくる東海ゴールドカップが、今年も大晦日の12月31日(火)に開催されます。距離は1900mで、2500mのオグリキャップ記念に次ぐロングディスタンスで行われる一戦です。

昨年勝利したのは6番人気の伏兵ダイヤモンドダンスでした。スタートすると5番人気ドリームアローがハナに立ちましたが、その外から3番人気イブキ、単勝オッズ1.7倍の圧倒的な1番人気フロリダパンサーなどが並びかけ、ダイヤモンドダンスは中団に控えての競馬。3コーナーに入るとダイヤモンドダンスは一気に前を捕らえる勢いでポジションを上げ、直線を向いてからは後続馬を引き離しての勝利。4馬身差の2着にはフロリダパンサー、後方から10番人気のカガノカリスマが脚を伸ばして3着となり、3連単は445,210円の波乱の決着となりました。

馬齢分析 1

過去5年のデータから分析すると、2014年は3歳馬ノゾミダイヤが勝ちましたが、2015年以降は7歳以上からしか優勝馬が出ておらず高齢馬の活躍が目立ちます。8歳以上の複勝率は50%を超えており、2018年は1~3着を6歳以上が独占したことからも若い馬より経験豊富なベテラン勢を重視したいところ。また6番人気以下から4頭が馬券圏内に入っていますが、いずれも6歳以上だったので穴で狙う場合も高齢馬がおすすめです。

過去5年の馬齢別の
着順、勝率、連対率、複勝率

馬齢 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
3歳 1 0 0 2 33.3% 33.3% 33.3%
4歳 0 1 2 5 0.0% 12.5% 37.5%
5歳 0 1 0 7 0.0% 12.5% 12.5%
6歳 0 1 2 5 0.0% 12.5% 37.5%
7歳 1 1 0 11 7.7% 15.4% 15.4%
8歳 2 0 0 2 50.0% 50.0% 50.0%
9歳 1 1 1 2 20.0% 40.0% 60.0%

所属分析 2

東海地区の名古屋と笠松の所属馬で争われる一戦で、笠松からの出走馬は35頭に対し、名古屋からは半数以下の14頭。しかし名古屋から4頭が優勝していて複勝率も50%と少数精鋭の活躍をみせています。2018年は1~3着が笠松の所属馬でしたが、名古屋から参戦した2頭のうち1頭はスタート直後に落馬というアクシデントもあったので、改めて名古屋からの遠征馬には注目です。

過去5年の所属別の
着順、勝率、連対率、複勝率

所属 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
名古屋 4 2 1 7 28.6% 42.9% 50.0%
笠松 1 3 4 27 2.9% 11.4% 22.9%

7歳以上の高齢馬が中心!?
名古屋からの遠征馬は見逃せない!?
笠松競馬場で年内最後の重賞を制覇するのはどの馬になるのでしょうか!? ぜひご注目ください!