平成15年度のホッカイドウ競馬が4月9日（水）に門別競馬場でスタートした。これと時を同じくして、早くも2歳馬によるレースが幕を開け、若駒たちによる熱い戦いの火蓋が切られた。
　時折小雪が舞い散る門別競馬場。第5競走のサラ系2歳新馬戦（JRA認定フレッシュチャレンジ競走）は、1番人気のツリー（牝2歳、父ゴールデンフェザント、母サクラコトミ、母の父サクラロータリー）が優勝、全国に先駆けて2歳馬の勝ち馬第1号となった。
　また、続く第6競走のサラ系2歳牝馬新馬戦（JRA認定フレッシュチャレンジ競走）は、1番人気のソルティースイート（牝2歳、父バブルガムフェロー、母スイートイブン、母の父イブンベイ）が優勝した。同馬は、94年の北海道3歳優駿で後の帝王賞馬コンサートボーイを抑えて優勝するなど大活躍したスイートイブンを母に持つ良血で、今後も楽しみな1頭だ。

　今回の門別競馬の開催予定は10日（木）と翌週の16日（水）17日（木）になっている。なお、22日（火）からは札幌競馬場での札幌シリーズとなる。