2004/01/15 決定！『NARグランプリ2003』年度代表馬はネームヴァリューに輝く 　NAR地方競馬全国協会は1月15日、『NARグランプリ2003』の表彰馬、表彰者を発表した。 　栄えある2003年の年度代表馬には、帝王賞(G I )とTCK女王盃(GIII)を制し、サラ系4歳以上最優秀馬と最優秀牝馬を獲得したネームヴァリュー(船橋)が選出された。 　サラ系2歳最優秀馬には、ホッカイドウ競馬が昨年から導入した認定厩舎制度(外厩)の活用馬としても注目され、ラジオたんぱ杯2歳ステークス(JRA阪神)を快勝したコスモバルク(北海道)が。また、サラ系3歳最優秀馬には、東京ダービーなど南関東で3歳重賞を4連勝するなど活躍したナイキアディライト(船橋)が受賞した。 　アラ系の部門については、従来サラ系と同様3部門の表彰を行っていたが、アラ系の生産頭数、レース数が減少してきたこと等により今回から1部門となり、全国交流のセイユウ記念アラブグランプリ(金沢)や、地元でサラブレッド相手の重賞も制したマリンレオ(愛知)が受賞した。 　また、特別表彰馬には、現在繁殖牝馬として優秀な産駒を輩出し、G I 2つを含むダートグレード競走4勝のカネツフルーヴ(JRA)などの母となっているロジータ。昨年JBCクラシックとマイルチャンピオンシップ南部杯のG I 2勝を挙げたアドマイヤドン(JRA)が受賞した。 　最優秀調教師賞は、年度代表馬ネームヴァリューなどを管理する川島正行調教師(船橋)が、2年連続4回目の受賞。最優秀騎手賞は、昨年の地方競馬で最多勝となる335勝を挙げた的場文男騎手(大井)が初受賞に輝いた。また、昨年2月には地方競馬通算5000勝を達成し、佐々木竹見元騎手に続く歴代2位の勝利数を誇る石崎隆之騎手(船橋)が、特別賞を受賞した。 　NARグランプリ2003の表彰式典は、2月5日(木)に第一ホテル東京(新橋)で行われる。 　なお、同式典の中では、ダート競走格付け委員会が選定した2003年ダートグレード競走最優秀馬(アドマイヤドン)の表彰式もあわせて実施される。 ＊ 受賞馬・受賞者の一覧については、こちらをご覧ください。