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2004/11/11
競馬法改正で「高崎けいば存続を!」ライブドアが申し入れ
 今年9月に「年内をもって競馬を廃止」との表明が、小寺弘之知事(群馬県)から出された高崎けいば。
しかしながら、来年1月の競馬法改正を受けて、かねてより高崎けいばへの経営参画を表明していたライブドアの堀江貴文社長が11月10日、小寺知事と会談。再生計画を提示し、廃止撤回を正式に申し入れたと報道された。

 午前11時からの会談にむけ群馬県庁に到着した堀江社長を出迎えたのは、騎手や調教師も含めた150名にも及ぶ関係者たち。全員で「ホリエ、ホリエ」と大合唱をする様子や、勝負服を着た高崎けいばの"紅一点"赤見千尋騎手が、歓迎の意を表する大きな花束と1万5000人分もの存続を求めるメッセージを堀江社長に手渡すシーンなどが、TV各局や新聞各紙で大きく報じられた。
また、この出迎えには、同じく廃止問題に揺れる笠松けいばの調教師たちも参加。笠松けいばの経営参画についても近日中に、梶原拓岐知事(岐阜県)と堀江社長との会談が都内で予定されており、再建に向けての熱いエールを送っていたとのこと。

 なお、会談後の両者コメントについては、「今日はあいさつ程度だったが、感触は良かった」(堀江社長)、「詳細な経営実態を把握していない印象を受けた」(小寺知事)となっているが、今後も交渉を続けると伝えられている。